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阪神タイガーズ38年ぶり二度目の日本一
『二回目』そんなもんかいなと考えながら、タイガーズの2023年優勝をテレビで観ていました。今年はパリーグ覇者・オリックスバッファローズとの戦いで、昨日オリックスが勝利し、対戦成績を3勝3敗で五分にしていました。オリックスが追い上げて、勢いはむしろオリックス有利とも思えた。最終戦の結果は7-1で、九回阪神が1点あげてその裏オリックスが意地の5番頓宮のソロホームランで1点をもぎ取り、何とか完敗を避けた恰好で終わった。

岡田彰布監督の指導者手腕を称賛するのだが、自身が選手の27歳の年に、掛布・バース・岡田のトリオで日本一に輝いた。私もよく覚えています。自身が活躍して勝利したのは偶然の巡り合わせだったかもしれないのだが、翻って指導者となっての優勝は、大変難しいと思うのです。強打者の自分がここで一発ぶちかますと、チームが勝利すると思いがちだ。長嶋茂雄氏が、名誉監督と呼ばれても名監督にはなり得なかった。野村克也監督は、そうしたジレンマに監督兼選手として対策をした。その結果は、読者の知るとおりであります。

『名選手名監督ならず』と言われるように、自分が出来る(活躍する)選手であったモノは、ここ一番選手の凡打が信じられなくて、ついつい愚痴や叱責に繋がり、選手らとの意志の疎通が図れなくなる。特に野球界においては、3割打てば大打者と言われるが、裏を返せば十回の内七回はヒットを打てない。それでいてさえ、名選手と呼ばれる結果を残している。不思議だがこれが醍醐味の一つだ。

岡田彰布監督は自らが大打者だったことをかなぐり捨て、コーチ・2軍監督をながく努めてきた。そのたびに、無名の新人を発掘した。自らの目で見て、良さそうに見えたら大抜擢する。今日の先発青柳投手も、開幕先発投手ながら長いリーグ戦での戦いは芳しく無かった。それでも調子を見て、使えるとなったら躊躇うことなくチャンスを与える。それでも投手も、5割は失敗する。それだからチーム勝率も、5割半ばでリーグ優勝できる。

加えて今年特筆される結果は、『四球』がどのチームよりも多いことだろう。決して偶然ではないことは、衆目の認めるところだ。選手も打ってなんぼの世界だから、失敗するにしても手を出したいものだ。『見極め』だと思うが、相手投手の1球2球の配球を見ながら、途中から『四球』を狙いに行くのか。勿論きわどい球はファールで粘り、誘いのボール球は見送る。言うほど簡単なモノではないが、これをやってのけたのがプロ野球日本一の阪神タイガーズのゲームメーキングだった。

やはり強くなければ、人気だけでは球団経営はパワー不足。私は巨人フアンですが、巨人も監督交代で暫くは優勝も遠いだろう。何も原監督なら優勝できるということでもない。阿部慎之助新監督にも、監督としての経験は無い。意味ある時間を使っても、若者を育てないと、有名どころを集めても勝てない。阪神タイガーズの38年ぶりの日本一は一つの結果だが、若者が活躍しているパリーグが下克上感があって面白いのは事実だ。



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| 社長日記 | 09:59 AM | comments (0) | trackback (0) |
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