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マンダリンオリエンタル瀬戸内の施設概要を発表・四国電力
この発表を見て、本当にマンダリンホテルがこの高松と直島に出来るのだと安心したのは、私だけではなかったと思います。先の報道からなかなか進展した話しが伝わらない中、やはり中核市の高松規模では、『五つ星ホテル』は無理かなと思い始めた頃でした。この計画は、都市のポテンシャル(潜在能力)と言うより、高松と直島を結ぶ瀬戸内海圏が舞台だから出来るのだと思います。

多島美を誇るここ瀬戸内海は、世界一と言われる『エーゲ海』より私は綺麗だと感じておりました。見て綺麗から、現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭』で、人が生活している島々の息吹を芸術作品としてカタチにして見る人に訴えるイベントが功を奏したと言えると思います。ある人は、「アレが芸術か?」というのですが、私は見る人が予想しない現実がそこにあるのが『芸術』だと考えています。

世界有数の高級ホテルを展開する、マンダリンオリエンタルホテルグループが、2027年夏に高松と直島でホテルを同時開業するという報道の詳細が15日、主体となる四国電力から発表されました。客室数は高松に建設する13階建てが92室、古民家風の直島の施設が22室で、気になる宿泊料は標準的な客室で、1室10万円以上を想定している。二人だとすると、これまで私が意識する価格のおよそ2倍。

庶民感覚では「おー」と思う価格ですが、この2つの年間利用率が80%あれば、次の展開もあり得るし、高松の経済界には大きなプラス材料となるだろう。心配は開業後の平均利用率が低迷すること。『瀬戸内国際芸術祭』期間は恐らく高い利用率を稼げるだろうが、『日常づかい』が叶うかどうか。かと言って、では私も協力するとはなかなか言えない。

エリア周遊型の最高級ホテル整備は国内初といい、国内外の富裕層を主なターゲットとする意気込みは頼もしい。四国電力は、ホテルを整備・所有する『合同会社四国まちづくり&おもてなしプランニング』を百十四銀行など4地銀、JR四国、竹中工務店など8社と1日付けで設立。合同会社は比較的最近(10年ぐらい前から)出来た会社組織で、株式会社の別名との認識で、四電が50%以上の出資となります。

四国電力としても、これまでの電気を作り配電すること以外の収入を模索して、今回のホテル業への進出となったと思います。四電ビジネスやSTネットなど異業種参入はこれまでにもありましたが、『五つ星ホテル』の誘致に成功したのは、流石四国電力、四国一番だと感心しました。

マンダリンオリエンタル瀬戸内は、香川県が開発造成して所有していたサンポート高松B2街区で、敷地面積は約5千㎡(1,500坪)。合同会社への売却価格が約15億7800万円ですから、坪あたり100万円です。私もこの地に興味を持ち、購入を持ちかけた企業がありました。今の高松では、最高価格帯の場所で、私が言うまでもなく至近に『県営アリーナ』、JR四国ビル、徳島文理大学校舎が建設中です。

香川県が力を入れているサンポート高松港の改修と相まって、完成が待ち遠しいのですが、2027年まで延期を私は楽しみの先送りで、次の次ぎの『瀬戸内国際芸術祭』まで時間があって、自然形が完成すると喜んでいます。




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| 社長日記 | 10:19 AM | comments (0) | trackback (0) |
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