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阪神大震災から29年神戸から能登へ思い寄せ
1995(平成7)年の阪神大震災は17日、発生から29年となった。6434人が犠牲となった大災害だが、私の人生で経験した大災害の走りとなった災害でありました。このあとが、2011(平成23)年3月11日の東日本大震災、それから今年元日の『能登半島地震』と続く。勿論その前後にも大災害は、例えば熊本地震などが発生したのですが、記憶はこの3つになるのです。

その先達となった阪神大震災から29年、ハード的には今では傷跡も残らず復興が出来ているようですが、ソフト面では犠牲者6434人やその家族は今でも傷跡は消えない。しかし災害の多い、災害から立ち上がるのも強い日本の阪神地方は、復興が出来たと言えると私は感じていました。次の東日本大震災からは、13年目を迎える。10年経過し、遠隔地の四国から見ていると、終わりはありませんが、一応の復興がなったとみています。

今は何と言っても能登半島地震の被害、発生から18日を経過して現場では、警察消防自衛隊や日本各地の自治体からの援護職員も入り、懸命の復旧が続いています。今日からは、アメリカ合衆国からの支援隊も入り、空からの輸送に力を貸してくれています。今回の能登半島地震は、これまでの大震災と異なり、この地方独特の地形からも、困難を極めています。

一つは鉄道・道路網の復旧ですが、鉄道は言うに及ばず道路もずたずたのようです。元の海岸沿いの道路も山手からの土石流の崩壊で、道路が寸断されていて、復旧には時間と費用がかかりそうです。限界集落とは申しませんが、半島の付け根に集落が点在しています。これまでの災害復興と様相が違っています。毎日少しずつ成長する中学生は、県内ですが50キロも離れた白山市に集団移転して、学習の歩を止めない措置がとられています。

教育委員会のこの判断に、私は英断として賛意を贈りたい。恐らく国内初のことだと思いますが、前向きで特に3年生は受験を控えています。最善を尽くす大人の努力に、こどもさんも何かを感じてくれると信じています。先の小欄でも書きましたが、電気も水道もないところで避難生活をするより、みなし仮設住宅=空き賃貸アパートへの引っ越しも一考に値すると私は思います。新しい災害と捉え、これまでの復興対策以上の知恵を前向きに発揮して神戸のように、一日も早く笑える日を迎えて下さい。


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| 社長日記 | 10:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
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