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観音寺グランドホテル事業譲渡し新会社で営業継続安堵した地元民
高松在住の私までもが心配していた、観音寺グランドホテル(同市坂本町)の事業継続が発表された。観音寺グランドホテルは、旧加ト吉(現テ-ブルマーク)が1973年と言うから50年前に開業。その後増改築を重ね、約400人収容の大ホール、17室ある大小の宴会場、レストラン、チャペルを備える。宿泊可能な客室数は40以上。可及的速やかに能登半島地震被災者向けに、無料貸出をするそうだ。新社長が珠洲市出身。

何と言っても約400人収容の大ホール、17室ある大小の宴会場が存続されるのは、西讃の経済交流の場が確保されることになり、私まで胸をなで降ろす。加ト吉が隆盛な頃、私も何度か訪れましたが、西讃のシンボル的な施設でした。企業の経営指針発表会や周年記念式典など、なくてはならないところです。

中讃の『オークラホテル丸亀』高松の『JRホテルクレメント高松』、加えて東讃の『トレスタ白山』・『ロイヤル三本松』など、大ホールを抱える施設が元気であってほしい。宿泊施設の方がコスパが良いと聞きますが、温泉施設はともかくとしても、大ホールは存続して欲しいものだ。毎日の利用があれば問題ないのだが、稼働率だな。

観音寺グランドホテルは、運営会社の琴参閣(琴平町)から今月設立の『T観音寺(同市、隅田光造社長)』に事業譲渡されて、ホテル名称はそのままで、宴会や飲食部門に注力して再生を図る。譲渡金額は公表していないが、『ニューレオマワールド』が1円で譲渡されたと噂されるが、観音寺グランドホテルが仮に1円であったとしても、今後予想される改修費は別にしても、今の従業員22名の雇用だけでも心配は大きい。

隣に併設する旧加ト吉本社ビルと合わせて、年間5千万円程度の赤字を計上し、昨年11月末で営業を終える方針を固め、譲渡先を探していた。8階建ての旧加ト吉本社ビルは大半が空きフロアとなっており、スタートアップ支援を公約に掲げる佐伯市長の要望に応えて無料で開放するという。具体的な運用方法は、今後市などと詰めるようだ。

観音寺市と言えば、旧加ト吉に代表される水産加工会社が集積する。働く外国人労働者は朝が早くて、午後3時の休憩は、ファミレスでたむろする。これも『時代が変わった』と言ってしまえばその一言で結実するが、水産加工品の生産がなくなってしまうわけではない。中国や東南アジアからのそれに、特に価格で負けるのか。これまで通りが通じない事情は山積し、商売が変わっているのは肌で感じます。日本人のDNA創意工夫で、人も企業もまちも、生き残ってもらい新しい産業を付加して欲しい。


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| 社長日記 | 08:58 AM | comments (0) | trackback (0) |
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