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四国遍路は逆打ちで8年ぶりの大盛況
今年2024年は、4年に一度のうるう年にあたります。四国霊場八十八カ所巡礼では、例年とは逆回りの『逆打ち』で巡ると功徳が増すとされ、県内の札所は年明けから例年を超える参拝客で混雑しているようです。前回2020年は春以降の新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、旅行各社のツアーは軒並み中止になっていました。以降も長い苦境を味わった関係者からは、『8年ぶりのチャンス』と期待の声が上がっている。

私も遠隔地東北『盛岡市』の櫻井澄男氏(㈱アート不動産社長)に、「高松在住なら何度も参拝できますね」と声掛けられ、二十年前に恥ずかしながら初めての参拝バスツアーを、かみさんと同行二人(正しくは自分と弘法大師)で始めました。バスで到着した札所から歩き、次の機会にその次を歩きます。最短は総距離1018kmと聞いておりますが、連続して一日20km歩いたとして50日以上かかります。バスを利用しながら歩くとすれば、1年~2年はどうしても必要です。

先の櫻井澄男氏は飛行機(徳島・高知・松山・高松空港着)で来て、3日程度歩いてまた岩手県盛岡まで帰り、次の機会に続きから歩くことを繰り返し、結願していました。遠隔地の人ほど参拝のありがたみを実感し、困難に挑戦しています。近くにいるわれわれは、ありがたみに気づいていないのかな。まさに人生そのものですね。それに気づくのが、『四国遍路巡礼』だと言われております。

所要があって欠席したら、次のグループとそこだけ歩くことになります。これを繰り返し、何度も結願している強者もいます。こうなると『先達』として、参拝人を先導する資格が許されることになります。この逆打ちは四国遍路の祖と言われる『衛門三郎伝説』に由来し、御利益がいつもの『順打ち』の3倍になるという言い伝えがあります。彼が遍路途中で弘法大師空海に出合えると必死に『順打ち』を何度も歩きながら、とうとう逆打ちまで出合えなかったという伝説からです。

逆打ち遍路の出立ちの地となる88番札所・大窪寺(香川県さぬき市多和)では、県内外からツアー客を乗せたバスが朝から次々と到着する。今頃のここは、『煮込みうどん』が美味い。阪急交通社(大阪市)は、『8年ぶりの逆打ち』と銘打ってPR。前回のうる年(2020年)は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、四国遍路も低調でした。月1回ずつ1年かけて八十八カ所を巡るのが定番で、順調に応募が寄せられていると言う。地元穴吹トラベル(高松市)でも、『逆打ち』ツアーは1番礼所から巡る『順打ち』の2倍近い参加者が見込める売れ筋商品。「さらなる伸びを期待している」と言う。

私の祖母などは、四国遍路は、「真言宗やからうち(一向宗)とは関係ない」と冷ややかにブーム到来にも馬耳東風。確かに四国遍路はブームです。その勢いで四国霊場八十八カ所寺社と遍路道は、世界遺産登録の動きもあります。経済界のみならず四国に住まいするモノの総意として、「登録決定」が待ち遠しいものです。この類いの世界遺産は少なく、先例は2つとか聞きました。登録なると、世界から評価されます。


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| 社長日記 | 09:03 AM | comments (0) | trackback (0) |
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