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野外時計はもういらないとは思うのですが
ここへ来て社屋の外に掲げていた野外時計が壊れてしまい、手を尽くして修理先を探したのですが発見に至らず、やむなく撤去に及びました。1988年3月(34年前)に隣ビルの屋上に、友だち有志のカンパで時計を買い、事務所が移転しても『初心を忘れず』の気持ちで移設していたモノです。雨ざらしで、お陽様ガンガン、埃もCO2も浴び放題。苛酷な環境の中で、よくここまで頑張ってくれたモノでした。

それが今年になって、自宅外壁面に掲げていた野外時計もある日突然、動かなくなってしまいました。こちらは少し遅れて自宅新築時の1989年に、学童通学路にあるのでこちらにも時計を付けました。時計が好きだというのでも、マニアでもありませんが、遅刻間際で行きたくなさそうにしている学童に元気をつけられたらと、ここにも時計を付けました。会社のは両面、こちらは文字板が片面だけでしたが、時間あわせはどちらも一苦労モノでした。

自宅の時計は子どもたちが見上げて、慌てて急ぐようにと親心も加味し、5分ほど早くした頃もありましたが、停電でも遅れないように夫婦して何と無く気配りしていました。たまたま振り返って時計を見ている子を発見すると嬉しくて、ジジババの楽しみになっていました。こちらもヒューズ管を電化センターで探したり、それなりの手を尽くしましたが甲斐なく、撤去するかと夫婦で相談していました。

ここでかみさんが「退職祝で新しいモノを買ったら」と言いだしたのですが、それは簡単なことではないぞと私は腹を括っていました。停電で時計が止まれば、合わすのにひと苦労するのです。私が元気な内はともかくとして、断捨離に入った私らにこれまでと同じことはできません。いつ撤去するか、いまある電線の仕舞いをどうするかと考えていました。そんなある日、具体的には2月18日三木さぬきLC結成35周年記念式典で、三木町庁舎の時計台に電波時計3基贈呈を記念アクティビティにしたとの披露がありました。

これだと、閃きました。電波時計なら時間あわせが自動です。高台での作業もありません。問題は電気の供給ですが、これはソーラーパネル付きで、太陽光で自分が使う電気を賄います。三木さぬきLCは3台、わが家は1台、詳しくは浦野裕之会長(先輩不動産業者・福家豊一氏の娘婿)を捕まえて、詳しく聞きました。値段もかみさんの許可が出る範疇で納まりそうです。これだと一端取り付けたら、われわれの心臓が止まっても動き続けてくれます。

蛇足ですが、2019年7月から同クラブ会長をされた故多田務氏とは10年近く前になりますか、私が宅建協会副会長で多田務氏が県土地家屋調査士会会長の時。土地売買の際に『全件境界確認』を土地家屋調査士に依頼しょうと唱い、1件10万円(市場価格の6割程度)前後でやって貰えないモノかと、随分粘ったことが2年ぐらい続きましたかね。相手協会事務所にも、何度か押しかけました。

中古住宅不動産でのトラブルの多くは、土地の場合は境界確認で、建物の場合は程度が見えないから不安だと心配されます。これには『インスペクション』と呼ばれる「建物目視検査」がシステム化され6~8万円程度で建築士による検査が行われます。次ぎに境界確認が専門家の土地家屋調査士により境界確認が加われば、鬼に金棒です。売却依頼の際に、調査士に依頼するかを尋ねるとき、「幾らか分かりません」では依頼を貰えません。われわれが介在しないと、所有者からの直接依頼はほとんどありません。

結果できなかったのですが、多田務会長は真剣に考えてくれました。安いが数出来るスケールメリットがありましたが、サムライ集団の意見統一は難しいモノがあったようです。そのために早世されたのだろうか。記念式典中に、ふとそんなことを考えていました。多田会長の1年間、相棒の幹事は浦野裕之会長と記念誌で知りました。

ここのところ設置をいつにしようかと、躊躇っていました。切りが良い4月の新年度からが良いかなと思い始めていましたが、今日の室内トレーニング中、7時過ぎですから通学にはまだ早い時間に一人の少女が学校に向かっています。私が何気なくその子を見た瞬間、彼女が振り返ったのです。振り返って時計を見ていました。『今日も止まっている』と彼女は思ったでしょう。彼女は『6年生かもしれない』、そう思い今日通販で発注をかけました。あの子の振り向きが、私の背中を押してくれました。







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| 社長日記 | 08:02 AM | comments (0) | trackback (0) |
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