市内全域の渋滞緩和や、物流・防災拠点へのアクセス強化などを図ろうと1994(平成6)年に計画が策定された高松環状道路の高松市檀紙町-福岡町区間(延長約10キロ)について、四国地方整備局は6日、三つの計画ルートを発表しています。高松西インターチェンジ(IC)付近と屋島大橋の手前を結ぶ案(A・B・C)で、このうち県道176号線周辺を通るA案が渋滞緩和や交通事故の削減効果が高いとされている。
巷ではすでに予算化がされたと噂も囁かれていたのですが、国の令和6年度予算が衆議院を通過したことから、事実上の成立として発表されたモノではないだろうか。少なくとも池田豊人知事の周辺では、そんな空気が流れていました。あくまでも噂ですが、池田知事は国土交通省道路局長から香川県知事へ転身された。後輩たちが大いに忖度したと言われています。これはあくまでも噂です。
どの案になっても、計画が実行されればありがたいことです。私的にはA案ですかね。環状線構想ですから、真ん中ではなく周辺を通るのが正論で、中央道路を高架にするのは次策かと思います。いずれにしても一層便利になることで、使うモノの立場からは有難いですね。果たして入口と出口は発表されていますが、途中はどうなるのでしょうか。
香川県はすでに、高松西インターチェンジ(IC)と高松空港を結ぶルートを確立している。この区間は短いとは言え、災害時等のことを考えたら便利であるべきだ。高松港も国の防災計画では、全国両手の数の港とされている。高松西インターチェンジ(IC)と対角線上にある高松市福岡町周辺、物流でも優位性が発揮できると私は考えます。
災害時に偉力を発揮するのは、高速道路と港です。香川県特に高松市付近は自然の立地で暴風雪害につよい。これにインフラ整備が加われば、鬼に金棒、コンピューターサーバーセンターなど、大量の水を使わない工場の建設も面白いのではないかな。