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齋藤孝文学部教授と板東玉三郎氏の対談
明治大学の社会貢献活動の一環、公開授業が駿河台のリバティーアカデミーで開催されました。確か昨年も、今頃ここで板東玉三郎氏の話を聞きました。仕掛け人は、盛和塾名古屋の竹中右門さんです。右門さんが塾生であって、かつ明治大学卒業生を束ねています。

本日も、特別枠の席が用意されていました。主催は明治大学ですが、特に経営担当常務理事橋口隆二氏が中心になって、企画していると聞いています。常務理事橋口隆二氏は、以前同級生の湯川正に紹介されたことがあります。この年になると、いろいろなところで繋がるものです。

さて本日は短めにまとめることにしますが、板東玉三郎氏の話しの中で、成功する4つの要素(構成)という件(くだり)がありました。①音楽性②物語性③構成④個人芸(技)ですが、これらは新潟佐渡の太鼓集団鼓童(こどう)から学んだと言います。

板東玉三郎氏の場合は歌舞伎の舞台のことですが、上記の4つのどれかが欠けると、芝居にならないとか成功とはなり得ないというのです。鼓童の太鼓は戦いであります。裸になって叩く。オーケストラは裸になって演奏することはない。音楽家は決して裸にはならない。太鼓は武闘家?

鼓童とは15年近くの付き合いになるが、3日前に鼓童と自分との関係が論理的に納得出来たとも話していました。私も鼓童は関心があって、先の香川公演も行ってみました。太鼓集団の鼓童を見に行ったという表現も適当でないように思うし、聴きに行ったというの何か変。

別の件ですが、板東玉三郎さんが舞台で使う小道具についても語っていました。和傘を使うのですが、開いたときにほんの少したわむ傘を作る人がもういなくて、20年前に作られた傘を今も使っているとのことでした。ほんの少し、破れが透けて見えるのだそうです。勿論観客からは、見えることはありません。

圧巻は仕草、所作をみんなでやりました。やらされたというのが正しい表現ですが、「女の情念=悲恋の情念」を、手の動きで表現します。左手の小指から順に折り、最後は折り込んだ手を身の方に引くのですが、一連の流れとなると「なるほど」と私にも分かります。

そして最後は見得を切ります。迫力というか、なるほどそういう表現の表し方だったのかと、感じるものがありました。



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| 社長日記 | 08:33 AM | comments (0) | trackback (0) |

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