平成26年台風11号は、本日早朝6時に高知県安芸市へ上陸し、徳島県を通って石川県から日本海へ抜けたようです。北上する速度が遅く、また梅雨前線と相まって、日本中に大雨を降らせています。これまでの台風の雨とも、明らかにパターンが違っています。
梅雨がないと言われていた北海道へも、梅雨前線は遠慮なしで大きく伸びています。豪雨も、台風の動きとは別に梅雨前線の影響で、ここかしこで降っています。やはり地球規模での環境破壊が、進んでいると思います。日本だけで何が出来るかと言いたくなるところですが、日本からでもやらないと。
ところで雨台風と髙をくくっていた弊社に罰が当たり、全面の大形看板が風に煽られ壊れてしまいました。ここ高松は台風禍も少ないところですが、思わぬ置き土産にビックリしています。社長が交代したら、看板も替えろと言うことかな。20年も頑張ってくれた看板でした。
アパートマンションの被害報告の電話も、かかってきます。すぐに修理も出来ませんが、電話に出て安心をさせることぐらいは私でも出来ます。被害が少ないと思っていた分、右往左往させられています。
管理担当社員も応急措置に、走り回っています。これもある意味リスク管理です。自社の建物が被害を受けるという予想はなくても、管理物件の被害は想定されます。どうするか、全く知らんぷりも出来ない時代です。
更にもう一つ。台風に意志があれば、「おいおい」と言いたい。先週末の地元の小さな夏まつりは中止になりました。これも規模は小さいですが、関係者は迷惑顔。そして今週末は、全国区になった「高知よさこいまつり」が大変なことになっています。9日の前夜祭は中止です。
よさこいまつりの経済効果は、80億円と言われています。人の懐ですが、何とか本祭りは出来ないものだろうか。すでに、一部キャンセルが出ていることも聞いています。私も身近に見たあの迫力、さすが高知だと誇りに思っています。
こんな心配をしていた「第61回よさこい祭」10日の開催は、夏の太陽が降り注ぐ13時頃から開催されました。良かったですね。ここで踊るために、1年間一生懸命働くという踊り子(今年1.9万人)もいるほどです。今や四国の踊りと言うより、北海道でも見られるとおり、全国津々浦々まで浸透した夏まつりの1つです。
全国各地の夏イベントは、よさこい祭のほかは、ほとんどが中止です。隅田川の花火大会も、大阪の花火も中止です。日本中が台風11号に翻弄されました。甲子園夏の大会も、丸2日の順延です。大会関係者や参加校の応援団の皆様ご苦労様です。明日からの熱戦を期待しています。
香川県代表、坂出商業高校の活躍を期待しています。次は、髙松商業高校が応援してもらう番です。「古豪復活」良い響きです。私学の台頭や、越境生ばかりのチームでは、地元代表かと言いたくなるところですが、確かにそれぞれの理由はあるようです。
そして明日から、「阿波踊り」が確か鳴門から始まります。鳴門の大黒さんは元気ですかね。高松まつりもはじまります。13日夜は「どんどん高松」花火大会です。今年は瀬戸内海国立公園選定から80周年と言うことに合わせて、8000発の花火の打ち上げが予定されています。この頃は台風の影響もないでしょうから、高松港沖の花火をお楽しみ下さい。