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アメリカ不動産投資のすべてBy金井規雄
週間住宅新聞から2015年3月19日初版発行された、アメリカ不動産投資のバイブルと言われる本書。実例に基づいた本物の解説書と書かれています。氏が言うには、海外不動産投資の原点は、人口増加と経済の安定性だという考え方です。世界中一番安心なところで、ハイリターンを狙うのです。

私は海外投資に興味がないので、ざっと読んでいて驚いたのはその16頁に書かれている「FRB」の下りです。FRB(Federal Reserve Boardアメリカ連邦準備制度理事会)は、「アメリカの中央銀行にあたる」と言われています。ここで注意すべきことは、「あたる」という表現です。つまり、「中央銀行」ではないというのです。

「連邦 (Federal)」という語があることから、連邦政府系の機関であると誤解されるが、FRBの株式は下に書いた民間金融機関が所有しており、連邦議会による監査などは一切行われていないのです。それでいて、「アメリカ中央銀行」の役割を果たしているのです。ドル紙幣も、ここで発行されています。

実は私企業・私的機関であるということで、オーナー(株主)は、ゴールドマンサックス(アメリカ)、JPモルガン・チェース銀行(アメリカ)、ウォーバーグ銀行(オランダ)、ロスチャイルド銀行(イギリス)、などです。そんな馬鹿な、世界の金融をコントロールしているFRBですよ。あり得ない!!

ここで注意すべきことは2つで、1つはFRBは欧米の主要金融機関がオーナーであること、彼らの意向でFRBの方針・方向性が決まっていること。もう1つはFRBの金融政策の方針・決定が、何度も繰り返しますが、世界の金融市場を決定すると言うことです。

オーナー達の思惑で、世界の金融をFRBを通して決めているのです。ということは例えば、ゴールドマンサックス(アメリカ)の経済レポートなどによって、彼らの目指している方向がある程度読めると言うことになります。

FRBが「FOMC(連邦公開市場委員会)」で決定する金融政策は、アメリカの金融に留まらず世界中に影響を及ぼすことは周知の如くです。筆者は銀行時代米国金利の月次レポートを2年ほど担当したことが有り、FRBの金融政策姿勢などを徹底的に考査しました。

結果FRBが一番気にしていることは、「インフレ」です。その次が景気です。「インフレ」という言葉だけでFRBは震え上がります。つまりFRBの金融政策の根底は、インフレ対策が常にあって、その上で景気対策を考えているのです。また準備とは、「預金準備」を意味しています。以下、ウィキペディアより引用

連邦準備制度理事会 (Federal Reserve Board of Governors) は連邦準備制度の統括機関。中央銀行に相当。14年任期の理事7人によって構成され、理事の中から議長・副議長が4年の任期で任命される。議長・副議長・理事は大統領が上院の助言と同意に基づいて任命する。

金融政策の策定と実施を任務としており、また連邦準備制度の活動の最終責任を負う。大統領に対して、政府機関中最も強い独立性を有する一方で、世界経済に対する影響力は絶大であるため、FRB議長は「アメリカ合衆国において大統領に次ぐ権力者」と多くの人々に考えられている。

また、連邦準備制度理事会の長は「議長」(Chair of the Federal Reserve Board)と呼ばれる。2014年2月1日からはジャネット・イエレンが議長(第15代)を務めている。

関連する連邦公開市場委員会 (Federal Open Market Committee, FOMC) は、FRBが定期的に開く会合で、FRB理事7人と連邦準備銀行総裁5人(ニューヨーク連邦準備銀行総裁と、持ち回りで選ばれる他地区連銀の総裁4人。それ以外の地区連銀総裁も議論には参加するが議決権はない)で構成されるアメリカの金融政策決定機関である。

議長はFRB議長、副議長はニューヨーク連邦準備銀行総裁が担当する。FOMC定期的会合は年間8回開かれ、フェデラル・ファンド金利の誘導目標、及び公定歩合が決定されるが、市場の急変などでは臨時会議が開かれ、暫定的に公定歩合などが決定される(例:2000年末の株価大暴落時や、エンロンショック、2007年8月17日の0.5パーセント引き下げ等)。

結論として、よく分からなくなりました。以前FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をした際には、FOMC(連邦公開市場委員会)がアメリカの金融政策を決定すると学びましたが、イエレンさんの発言で金融業界が一喜一憂しているように私には映ります。





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| 社長日記 | 07:14 AM | comments (0) | trackback (0) |

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