2015,03,04, Wednesday
昨日は、「台北101」での食事で夜遅くまで盛り上がりました。一夜明けて多くの塾生が、日本へ帰国しますが、私は高松への直通便を予約していて、残念ながら本日のフライトはありません。したかなく(本音は違う?)、ホテルの近くを歩いてみました。
私が最初に台湾へ来たのは、LC幹事就任前だったので今から25年近く前だったと思います。町は、当然今より騒然としていました。ハッキリ言うならもっと汚い町でした。勿論時代とともに、日本も綺麗になって、近代化が進んでいます。今回の海外塾長例会で、はじめて基本コースから離れました。 ソウルメイトからいろいろ教えて頂くことがあり、盛和塾生は、とにかく考えています。稲盛和夫塾長の唱える、売上高収益率達成のためには、普通に考えていたのではとても無理な数字です。それでもやるんだと、塾生に迷いはありません。昨日もテーブルで、些細な言い争いがありました。 塾生が先輩ソウルメイトのことを、冗談だと思いますが、「大先生」と呼んだのです。紹興酒も大量に摂取していて、それぞれが酩酊気味ですが、言われた側の「大先生」が、「われわれは皆同じソウルメイトだ。大先生と言われる人がいるとすればそれは唯一塾長だ」そのような話しで、一件落着。 ところで話しは大きく飛ぶのですが私は、中核市の高松市のこれからの動きとして、TV番組で人気を博している「YOUは何しに日本へ」をもじって、若者外国人がまず高松へ来て、大きな荷物を下ろして国内各地へ行くようなそんなツーリズムが出来ないかと考えて提案しています。 以下は、私が別の機会に考えて提出したレポートです。勿論日台(高松空港-桃園空港)の航空路線が基礎になっています。 国有地に民間が建築し、その建物(YOUハウス)を香川県が借り上げる。 YOU(外国人)優遇特区を作る。 全世界からの若者YOU(外国人)を香川県に集めて、「長期滞在型のシェアハウス=YOUハウス」を民間で建築し、香川県が一括借り上げし、民間が運用する。 ↓ 高松を拠点にして、YOU(外国人)が全国観光へ出かけてまたシェアハウスに帰ってくる。 ポイントは香川県(高松)が全国一(世界一)安全な「まち」であること。これが一番の売りだが、住んでいる県民(市民)は全く気がついていない。 ↓ YOU(外国人)は「安全」を一番に求める。 それは彼らが安全でないまちに住んでいるから。 ↓ 大きな荷物を高松に置いて関西から関東、はたまた北海道から逆の沖縄へ YOUハウスの宿泊費(1泊5千円)、食事費(1食1千円)程度を想定 東京の讃岐会館も県券の利用可施設とする? ↓ 滞在費は、県券(チケット)で支払う。不足分は現金精算とする。県券が余れば讃岐の土産と交換してそれぞれの国へ持ち帰る。 YOU(外国人)が仕事をすれば、県や市や老人施設が県券で対価を払う。市や老人施設は県券を買う。 ↓ 多くの仕事をすれば、滞在費がタダ?になる仕組み。 YOUの仕事の一例 ①SNSに香川県を紹介するネタを書く(1千円券) ②小中高で子供らと触れ合う(時給1千円券) ③シェアハウスへ人を招き交流する(1千円券) ④パーティーを開催して稼ぐ(払う方が決める) ⑤母国語を教える(教材は県教委が作る) ⑥専門分野で稼ぐ(楽器・歌・踊り・美術・芸術) ⑦日本語堪能者は老人施設訪問 ⑧考えればいくつでもある 国際都市高松の潜在能力① ①フライトスケジュール 東京(羽田)13便/東京(成田)3便(LCC) 沖縄(那覇)1便/札幌(千歳)3便 ソウル(仁川)1便/上海(浦東)1便(深圳まで) 台北(桃園)1便 ②JR在来線と新幹線(高松から1時間岡山駅へ出れば国内新幹線網に繋がる) ③中長距離バス(関西から東京まで運行) ④フェリー等の船便 ⑤瀬戸大橋とそれに続く高速道路網 国際都市高松の潜在能力② ①自然災害・人的災害の発生確率が低い ②中四国災害復興の中心となる→空港・港湾 ③瀬戸内海国立公園の多島美→大型クルーズ ④瀬戸内国際芸術祭 ⑤高松国際ピアノコンクール ⑥日本最古の「金丸座」での子供歌舞伎 ⑦四国遍路88札所と大窪寺・善通寺 ⑧世界最先端医療技術と施設 突然に何を書いているかとお叱りを承けそうですが、もともと小欄は私の独り言を活字にしているにすぎないもので、決して公的な意見の発信ソースではありません。今台湾と高松空港の搭乗率は、まずまずの数字を上げています。日本への窓口は、まず羽田や成田、関西空港や中部国際空港。 そうでない高松空港などの地方空港が、逆にYOUを取り込むチャンスなのです。稲盛和夫塾長流に言えば、「あり得ない事象にチャンスがある」。塾長の元気な姿、声を聞いて勇気を貰いましたが、その次のステップに接する第一歩になる今回の訪台でした。 |