2016,10,30, Sunday
偶然みた日テレテレビ中継で、ナナ何と松山大学が2位とか。これは四国大会かと思いきや、「全日本大学女子駅伝」と書いてあるから、これは全国大会だ。恥ずかしながら私は、隣県の松山大学が全国有数の駅伝校とは知らなかった。目を疑ったのでした。
全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)は30日、仙台市陸上競技場から仙台市役所前広場までの6区38㎞で行われ、松山大が2時間3分56秒で初優勝しました。松山大は9度目の挑戦で初優勝に輝いた。失礼ながら全国区の強豪相手を向こうに回して、地方大学が良くやったと思う。それも9年間やり続けているとか。 史上初の6連覇を目指した女王立命大は、2時間5分7秒で2位、名城大(名古屋)が3位で、このレースにも正月箱根駅伝のように翌年の大会シード制があるようで、8位の東洋大までが来年の出場切符を手にした。 松山大躍進で光るのは、4区以降の奮闘でした。4区、ここで追い上げたのは【松山】。ルーキー高見沢里歩(1年)が区間新の快走で1位【名城】に2秒差まで迫ります。このとき33秒差があった距離を、1年生高見沢里歩選手が力走。順位を2位にまで上げた。 5区、最長区間で勝負を決めたのは【松山】中原海鈴(4年)。区間賞の走りで松山大をトップに持ち上げ2位【立命】に1分4秒差、3位【名城】に1分9秒差のセーフティリードをつける。立命大は何が何でも、昨年のパーフェクト記録を塗り替える6連覇がかかっている。 6区、アンカー【松山】高見澤安珠(3年)は後ろから【立命】エース大森菜月(4年)が迫る中、区間新の快走を見せ初優勝のテープを切った。続いて2位【立命】、3位【名城】がフィニッシュ。印象的だったのは、立命エース大森菜月の負けん気。笑うと美人だろうに、鬼の形相をしている。 田舎の学校だけに、指導者も苦しい日々が続いたと思います。初参加の08年は選手が足りなくて、女子サッカー部員を借りての参戦だったとか。3年生の高見沢は、「来年は連覇を狙いたい」と言うが、負けた立命大の選手には、リベンジの焔を感じた。男子より表情が怖い。 |