■カレンダー■
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<前月 2024年05月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2379596
今日: 751
昨日: 2834

24時間巡回型訪問サービス制度の誕生
平成24年度の介護保険法改正で、新たに創設される「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」に注目が集まっています。このサービスの導入によって、既存の訪問介護では在宅生活を支えるのが難しかった重度の要介護者・独居高齢者においても、24時間の安心を提供できるようになると期待されています。

私は、介護医療の分野は全く分かりませんが、先の仏生山農業試験場跡地事業計画提案競技において、「サービス付き高齢者向け住宅」を取り入れたことから、高齢者住宅に強い関心を持つようになりました。多少ですが、その筋の勉強もしました。厚労省から国交省へ、所管が変わる「高齢者住宅」に驚いたばかりです。

さらにここで、施設介護から在宅介護へ、いよいよ大きく舵が切られようとしています。しかしながら事業者にとっては、夜間や深夜・早朝のサービス提供を行なうための人員確保という課題のほか、収益性についても未知の部分が大きく、参入を行なうべきか否かの判断材料が不足しているのが実情です。

定期巡回サービスに事業性はあるのか! 参入のメリット・デメリットとは?

24時間のオンコール体制を活用した、随時の訪問による「安心感」の提供。短時間の巡回を含む定期的な訪問による「利用者のニーズや生活スタイルに合ったサービス提供」を可能にした。例えば起床介助→昼食介助→水分補給→就寝介助→深夜の排泄介助などが考えられています。

利用者からのコールを受信するオペレーションセンターを活用し、訪問看護や在宅療養診療所との情報共有による「医療との連携」を推進するとなっていますが、サービス付き高齢者向け住宅や、医療との連携を含めた運営のキモがわかりにくいところです。

「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」の基本的な考え方を解説し、モデル事業を実践している「㈱やさしい手」(東京都世田谷区)と「社会福祉法人射水万葉会」(富山市)より事業参入を決めた理由や、サービス提供の現況、事業参入による収支の実態について開示するというセミナーも開催されています。

あわせて、都心部と地方都市における事業性・サービス提供方法の違いや医療機関・サービス付き高齢者住宅との連携方法など、運営上のポイントについてもこれから学ぶことが多い複雑怪奇な世界です。

平成23年予算概算要求は、この24時間地域巡回型訪問サービス等推進事業で20億円を計上しています。全国100ヶ所の設置が計画されています。高松でどこが手を上げるか。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=1748 |
| 社長日記 | 06:57 AM | comments (0) | trackback (0) |

PAGE TOP ↑