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香川県不動産同友会第37回総会
「香川県不動産青年同好会」の名称で発足した同会が、昭和52年に誕生して、本日37回目の総会を迎えました。 (公社)香川県宅地建物取引業協会日下雅彦会長も元会員ですが、来賓挨拶の中で、「協会は47回総会の準備をしています。協会発足後10年遅れで発足した貴会も、県下に大きな足跡を残すまでになりました。今後の活躍を期待しています」と後輩らに檄を飛ばしていました。

発足当時は、二世業者や若手宅建業者の会でした。初代会長は故植本義明氏、二代広田氏、三代槇野正男氏、四代目安野公尚氏と続いたのですが、私はこの発足4年目の安野公尚会長の時に入会を許されました。今と違ってこの時代は、協会以外の団体はなかったと思います。

嬉しかったですね。特に麺職人だった私は、不動産業を全く知りませんでした。現場で起こった話しや歴史を聞くのは、私にとっては何よりの楽しみでした。明日の四国新聞朝刊にも「REG不動産共同広告」が掲載されますが、当時からこの共同広告は斬新な試みでした。当時は半5段で、10社の不動産情報が掲載されていました。

10周年を経過した頃、「青年同好会」も「壮年同好会」かと揶揄されだして、名称を今の「香川県不動産同友会」と改名しました。同時にREG(Real Estate Group)と愛称もつけました。徳島県下の若手不動産業者団体とも、友好関係を続けています。

私も順番で14代会長を仰せつかりました。丁度「90年代バブル景気」の、ピークを迎えた時代でした。任期1年ですから、私は次年2月に、「このままの地価上昇は経済が崩壊する」という主旨のシンポジュウムを企画し、ほぼ一年間かけて準備をしました。

そんな年の秋に、NHKが5夜連続で「地価は下げられる」という特別番組を企画し放映しました。私と同じことを考えている人も多いのだと、妙に納得しました。矢沢日経新聞高松支社長、香川大学井原理代先生、香川宅建協会北川会長らをパネラーとして、心配を掘り下げました。

このシンポジュウムの翌日から、高松の地価は下がりはじめたと揶揄されましたが、私も地価がこれほどまでに下落するとは考えていませんでした。不動産価値が下落するのは、担保価値としては問題がありますが、ほとんどの場合、値上がりしても売却することはありませんから、そんなに得はしません。

こんな相関関係は、これまでもこれからも続くと思います。つまり90年代バブル経済の頃は、地価の上昇と共に所得もどんどん増えていました。一方現在は、非正規雇用とかフリーターアルバイト、はたまたパート従業員だけでやりくりをしているという職場もあります。所得は激減です。

こんな雇用現状は、異常としか言いようがありませんが、所得が下落している昨今は、「中古住宅」の活用が、持続可能な循環型住宅供給システムとして国土交通省は推奨しはじめました。もちろん東京都内では5億円もする高層マンションも売れていますが、全国的に余っている(全国に570万戸香川県内5万戸)中古住宅を資産とする試みが始まっています。

今年の会長は、佐野観右(佐野不動産)氏です。新会員の増強もあわせて期待しています。私も例会出席が出来ていませんが、心情的にはここが今でも中心地です。若い二代目、三代目も育ってきています。

また本日、別の席ですが、「不動産屋さんはすごい(良い)影響力を持っていますね」とお褒めを頂きました。報酬も有難いのですが、このようなお褒めの言葉も意を強くします。私も役立つ仕事だと、自負と矜持を持っています。



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| 社長日記 | 11:46 AM | comments (0) | trackback (0) |

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