24日(日)第98回全国高校野球選手権香川大会の準決勝、高松商対大手前高松の試合が10時から組まれていた。私も混雑を予想し、早めに球場を目指したが、試合結果を球場の外で知った。なんとこんなこともあるのですね。次の第2試合は、試合開始が1時間半も遅れた。これも前代未聞の話。
高松商騒動が始まっています。私は正直なところ、今日の「大手前高松」が事実上の決勝戦と考えていました。このことは23日千葉へ集まった46年卒のみんなにも伝えました。この中に、夏の大会1年生ながらマウンドに立った増田裕一さんがいます。彼の話は、面白いですね。微に入り細に入り。
とにかく今日の大手前高松に勝たなくては、次がありません。私は球場入りを諦めて、NHKラジオを聞きながら、スコアーを付け始めました。やはりグランドで現場を見てないもので、書き漏らしもありますが、何もしないよりましかな。試合は7回コールドゲームで、9-1高松商が勝ちました。
高松商はこれで4試合連続コールド勝ちですが、本当に大丈夫かいな。果たして9回まで戦えるのか。いや延長戦になったら、戦えるのか心配です。具体的には、1番安西翼君の打率2割弱の不調が一番気になる。逆に言えば、一番が出塁しなくても、初回に得点をしている高松商の底力。
そして疲労骨折している3番米麦圭造君は、8割越の打率を誇り、守備も良い。キャプテンとしての責任を、エネルギーに変えている。2番に入った弟、米麦波留君の存在も大きいのか。明日は12時半から、いよいよ尽誠との決勝対決。高松商有利とみるが、何が起こるか分からないのが高校野球です。
ところで本日の試合を振り返りますが、1回四球で2番米麦波留君が出塁。兄3番米麦圭造君のレフト前ヒット。続く植田響介君も四球。美濃晃成君が待っていましたと走者一掃のライトへの3塁打。続く6番植田理久都君も、三遊間ヒットで美濃晃成君をホームへ迎えてこの回4点。
NHK解説では、低めの球を見極めているとのお褒めの言葉。2回は荒内俊輔君がライト前ヒットで出塁するも、大手前投手門内君の牽制球でタッチアウト。安西翼君がショートゴロで3アウト。この2回と3回4回は無得点だが、3回までに5安打2四球。3回3番米麦圭造君は盗塁に成功するが、次の走塁でアウト。
4回にも竹内啓人君の送りバント2死というミスもありましたが、ミスを気にしない校風が効いている。観音寺中央の監督は、初回の送りバントについて選手を激しく叱責していたが、選手を怒っても結果は変わらない。次へ向かって行く姿勢が必要だ。高松商は、ドンマイが徹底している。
5回は2番米麦波留君が、センター前ヒットでなんと2塁まで行った。ここにも失敗を叱責しない方針が貫かれている。3番米麦圭造君は意表を突いた巧妙なバントヒット。4番植田響介君のライト犠牲フライで、まず1点追加。
美濃晃成君は続く四球でランナーをためて、6番植田理久都君が大会16号ホームラン。2年生ながらこの日、4打数4安打の4打点。彼も打率5割に届く大活躍。植田兄弟、米麦兄弟、もしかしたら暫く高松商の時代が続くのか。7回も6番植田理久都君の2塁打に、竹内啓人君のライト前ヒットで加点。
今日は私も球場に1時間前に着きながら入れず、ラジオで勝利を聞いてそのままUタウンして帰りました。せっかくだから次の試合を見ようかと思いましたが、このところよく遊んでいるので帰って仕事です。結果ですが、次の第2試合は予定開始時間から、1時間半遅れました。選手用のバスも、遅れました。