高松商先輩の吉田勝昭氏から、ありがたい情報が入ってきます。学生時代の北村先生を思い出すような、そんな先輩です。今日のネタは、栗山英樹監督が、稲盛和夫塾長の側近の大田嘉仁氏から稲盛フィロソフィを学び、それをチームづくりに役立てていたという話しです。一部抜粋になりますが、紹介させて頂きます。
選手の活躍はもちろんだが、代表チームを率いた栗山英樹監督が大きな立役者であるのは間違いない。振り返れば、WBCでも投打で大活躍した二刀流のスーパースター、大谷を北海道日本ハムファイターズ時代に育て上げたのも栗山氏だった。
そんな同氏が、以前から、稲盛和夫氏の経営哲学に敬服していることは知る人ぞ知る事実。実はWBC直前にも、ある書籍を通じて稲盛氏の教えを改めて心に刻み込み、監督業に生かしていた。しかも、著者に直筆の手紙を送るほどだから、稲盛氏の教えが少なからず優勝に貢献していたはずだ。
その書籍とは、今年1月に発刊された『稲盛和夫 明日からすぐ役立つ15の言葉』(三笠書房)。筆者は、稲盛氏が「私の副官」と呼び、京セラ秘書室長などとして約30年にわたり側近を務めた「側近中の側近」大田嘉仁氏(元京セラ常務秘書室長・元日本航空会長補佐)だ。大田氏が長きにわたる秘書人生の中で学び取った「15の言葉」(以下参照)について、多くのエピソードを交えながら平易な表現で稲盛哲学を解説した力作である。
1. 謙虚さは「魔除け」になるんだ。
2. 成功を「試練」と思えるか、どうか。
3. 素直に言って、素直に叱られて、素直に反省する。
4. 人生は、死んでからのほうが、長い。
5. 「過去」を否定しては、ダメなんだ。
6. 「怖がり屋」だから、周到な準備ができる。
7. 悪いことを思うと、人生そのものが悪くなる。
8. 芸妓さんに気を配れば、芸妓さんは喜ぶ。だからお客様も喜ぶ。
9. 「人間として何が正しいか」で判断すれば、間違いはない。
10. 人から嫌われたくない人は、結局、うまくいかない。
11. 昨日よりは今日。今日よりは明日。明日よりは明後日。
12. 掃除を「創造的に取り組む」と、どうなるでしょうか?
13. 仕事の「こだわり」が、仕事をダメにすることもある。
14. いいリーダーとは、「現場の力」を引き出すリーダーだ。
15. 見えてくるまで、考えよう。
-----Original Message-----
WBC優勝の裏に「稲盛和夫の教え」、栗山監督が“直筆の手紙”に記した感謝の言葉とは?
(ダイヤモンド・オンライン)
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