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生ごみの臭いやコバエにお困りなら生ごみ処理機がおすすめ2020年04月06日 | 生活

生ごみ処理機がおすすめ

毎日でる生ごみをついつい溜めてしまって、臭いやコバエに困った経験はないですか。
臭いはゴミ袋に入れ替えてしまえばある程度は抑えることができますが、あのコバエたちは小さいだけにたちが悪い。「コバエがホイホイ」でもすべてに対処できなくてイライラします。
そこで生ごみ処理機の登場となるのですが、製品の種類や値段、電気代など気になるところです。
種類としては、業務用を除けば、バイオ式・乾燥式・ハイブリッド式・粉砕式に分類できます。

バイオ式(微生物の力で分解する低コスト処理機)

バイオ式は、バイオチップと混ぜ合わせて微生物の力で生ごみを分解するタイプです。
本体サイズが大きめで、屋外に設置するモデルが多め。処理が完了するまでには24時間ほど要しますから短時間での処理には向いていません。またバイオチップを追加したり入れ替えたりするのにも手間がかかります。
本体サイズが大きい割に生ごみの処理量が少なめで、一度に処理できる量は三角コーナー1杯分が目安です。毎日こまめに投入する利用方法がベストですね。本当に分解されて、生ごみがなくなるのはビックリします。
バイオ式は撹拌機で24時間かき混ぜしているので多少の電気を使い続けます。分解された生ごみで少しずつバイオチップの体積が増えてくるのですが、家庭菜園などをしている場合には、たい肥として使用することができます。不要な場合には燃えるゴミとして捨てることになります。
大量の水分を含んでいる生ごみは苦手で、例えば、スイカの皮などはバイオチップが濡れて固まり、団子のようになります。さらに悪化すると、撹拌機が止まってしまい最悪、微生物が死滅していきます。
団子のように固まった場合にはほぐしてスコップなどで全体にまぜて水分を分散させてあげましょう。撹拌機が止まっている場合には周りについたバイオチップを取り除いて動くようにしてあげましょう。

乾燥式(短時間で処理が可能、シンク周りに設置できる)

乾燥式はヒーターの熱や風を使って生ごみの水分を蒸発させ、数時間で1/5ほどまで生ごみを減量できるタイプです。処理後はそのままごみとして捨てられます。シンク周りに設置できる小型のものが多く、バイオ式に比べると臭いも少ないですから、屋内設置に向いているといえます。

乾燥した生ごみは腐らないので、不快な臭いやコバエを抑えることができます。また、生ごみの80%は水分ですが、乾燥させることで、1/5まで軽くなりゴミ出しがとても楽になるメリットも。乾燥した生ごみを長期間ためて一度にゴミ出しすることで、ゴミ出しの回数を減らすこともできます。
バイオ式では苦手なスイカの皮などもしっかり乾燥させることができます。
生ごみをかき混ぜたりはせず、温風を吹き付けるだけの処理なので、水切りネットをつけたままでも大丈夫だったり、肉や魚の骨などを分別する必要もありません。

ハイブリッド式(バイオ式と乾燥式のいいとこどり)と粉砕式(細かく砕いた生ごみを水道に流せるタイプ)

ハイブリッド式は、生ごみを乾燥させた後、微生物による分解を行ってくれるタイプです。
乾燥式よりも音が小さめのものが多いというのも特徴です。ただ本体価格は安くはないので、高価なモデルとなります。

粉砕式は、いわゆるディスポーザーがこれにあたります。禁止にしている自治体や下水道料金が跳ね上がってしまうケースがあるため、導入するときには慎重に検討する必要があります。

高松市の生ごみ処理機購入補助制度について

<補助対象機種>
微生物の活動又は乾燥装置により生ごみを消滅又は減量する機械式のもの
(生ごみを粉砕するディスポーザー型のものであって、直接下水道等に流すものは除く。)
なお、購入先については、特に制限はありません。

<補助対象者>
・高松市内に住民票があり、なおかつ、お住まいの方
・高松市の市税を滞納していない方
 ※申請された方について、納税課で納付確認をします。
  なお、収入のない方で補助金を申請される方は、市税の申告が必要となる場合があります。
・生ごみ処理機を市内の自己の家庭から排出される生ごみ処理のために活用しようとする方
・生ごみ処理機を常に良好な状態で保持し周囲に迷惑を掛けないで維持管理できる方

<補助金額>
購入価格(消費税込)の5分の2(100円未満切捨て)
限度額 16,000円  
※本体購入金額のみ対象となります。
なお、ポイントの利用分等は補助の対象外です。

<補助基数>
1世帯につき1基のみ
※購入後、補助申請を行った月の翌月の初日から起算して5年を経過した日以後に買い替えた場合は、上記の範囲内で補助対象となります。

<申請方法>
生ごみ処理機を購入した後に申請していただくようになります。
申請書等に必要事項を記入、押印の上、申請書類一式を環境保全推進課に提出してください。
なお、申請書等についてはすべて所定の様式があります。
ダウンロードしたものを印刷して使用するか、環境保全推進課に連絡して書類を取り寄せていただくようになります。
また、環境保全推進課への提出は持参、又は郵送でも構いません。

<申請・お問い合わせ先>
〒760-0080 高松市木太町2282番地1
高松市環境局 環境保全推進課
TEL:839-2393
FAX:837-1458

詳しくは高松市公式ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kurashi/kankyo/namagomi/namagomi_gaiyou.html