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スマホ決済が激増。2019年はキャッシュレス元年?2019年11月21日 | 生活

スマートフォンでキャッシュレス

消費税増税に伴うポイント還元制度が導入されたこともあって、キャッシュレス決済が普及しつつあります。
このキャッシュレス決済の本命といわれているのがスマホ決済で、スマートフォンでピッと支払を済ませる人が激増しています。
今回はこの「スマホ決済」についてご紹介します。

消費税のポイント還元が普及のきっかけに

2019年10月1日、消費税率が8%から10%へと増税されました。
そんな中、話題となったのが、キャッシュレス決済によるポイント還元です。これは、政府がキャッシュレス決済のいっそうの推進を目指すため導入した期間限定の制度で、中小規模の店舗でキャッシュレス決済を行うと、消費税の一部が利用者にポイントとして還元されるというものです。
最大5%が還元される為、キャッシュレス決済を実際に使ってみるケースが増えているようです。
とはいっても、スマートフォン(携帯電話)を使った決済の仕組みができたのは意外に古く、NTTドコモが「おサイフケータイ」と呼ばれる機能を開発した2004年にまで遡ることができます。
おサイフケータイとは、携帯電話にソニーの開発した非接触型ICカード「FeliCa」の機能を備えたICチップを搭載し、レジや改札などでかざすことで、電子マネーやキャッシュカード、クレジットカード、ポイントカードの代わりに利用できるというものです。

PayPayやLINE PAYなどで採用されているQRコード決済やバーコード決済が導入の決め手

QRコード決済は、店側が用意したQRコードをスマホのカメラ機能で読み込む方式で、一方のバーコード決済は、スマホ画面に表示されたバーコードを店側のスキャナーで読み込む方式です。
店舗側にとっては、FeliCa方式のように高価な専用端末を導入する必要がなく、コストを大きく押さえることができます。
これらの方式を使うことで、中国や東南アジアではスマホ決済が爆発的に普及しました。今回の消費税増税を機に、日本でも遅ればせながら導入が進みつつあるようです。