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知覧あたりは泣いてばかり原田悠理さんのディナーショー
鹿児島知覧は、昭和16年4月大刀洗陸軍飛行学校知覧文教所として開校、少年飛行兵、学徒出陣の特別操縦見習士官らが操縦訓練を重ねていたのですが、戦況が緊迫し険悪となり遂に昭和20年本土最南端の陸軍特攻基地となって、20歳前後の若い隊員達(30歳を超えた特攻隊員もいたが)が、満州・日本内地から集結しては、家族・国の将来を思いながら出撃した地です。

指宿白水館から約1時間、南鹿児島市の知覧に入り、まず鳥浜明久氏の講演を聴きました。鳥浜明久氏は、「知覧の母」「特攻の母」と呼ばれた鳥浜トメさんのお孫さんにあたります。トメさんの教えを語り部として、後世に残すことを自分の仕事とされています。

DVDを使うので暗くなりますが、そんなの関係ないと私は泣いています。ここでの1時間は、「泣いて泣いて泣き疲れて眠るまで♪」みんな泣いています。特に盛和塾のソールメイトの集いです。誰はばかることなく、大泣きです。氏は、特攻を美化することを極力避けています。

それが鳥浜トメさんの、心の叫びだったのかも知れません。表向き、最後の言葉が「天皇陛下万歳」とか伝えられていますが、彼らは今自分に与えられた仕事をする為に、南の沖縄へ飛び立ったと言うくだりが熱かった。「自分の役割」この言葉が、一日突き刺さりました。

次ぎに、「知覧特攻平和会館」で展示品を見ました。そして冨屋旅館で、トメさん弁当を頂きました。昔懐かし、竹の皮に包まれたおにぎりを中心とした弁当です。木の薄皮ですが、いまから50年前はうどんの販売にもこれを使っていました。木の薄皮と竹の薄皮、まさに戦後70,年がまさに経過しています。

弁当を頂いたあとから、鳥浜初代さんの話しを1時間お伺いしました。冨屋旅館3代目女将です。初代がトメさん、2代目が娘さん、そしてその嫁が初代さんです。ここでもトメさんの、意志をつなぐことを考えています。

こちらは女性ですから、また説得力が違います。「尊敬できる人はいますか」「立派な人間は」の問いかけには、ソールメイトは間違いなく「稲盛和夫塾長」と心の中で答えたと思います。しかし「美しい生活」していますかの問いかけには、返事に窮しました。

「引き出しづくり」のくだりは、これからの自分の人生を言われているようで、胸に突き刺さりました。生きようとしても、生きられなかったあの頃の若者。喧嘩をしたら、すぐに人をあやめる今の若者達。

いやいやおっさんも、ええ加減に生きています。反省もしますが、どのようにこれからの20年を生き抜くのか。負けないように、これからの生き様が問われるところです。幸いにも、私には「脱口入師」というネガティブにも見えるアクティブな目標があります。有難いことです。

移動をして、城山観光ホテルへ入ります。ここへは何度か来ています。鹿児島一のホテルです。今日はここで、東京塾生原田悠理さんのディナーショーがあります。これが今回の塾生、プチ旅行の一番の目的です。ここでのディナーショーは350名が記録だそうですが、今日は440名詰め込んでいるそうです。

稲盛和夫塾長も、フランス行きの予定を延期されて、中央席に座っています。塾長の会場入りは、常に早いのです。本日も、18時の開場から僅か10分ほどで会場入りしていました。こんなところも、見習う所作の一つです。もちろん私もその前に会場へ入っていましたから、塾長へ挨拶ができました。

原田悠理さんのディナーショーは、彼女が盛和塾塾生であること。彼女が稲盛和夫塾長と同じ鹿児島大学卒業 (熊本天草の出身)であることなどから、440人の中には、塾生が多くいます。26,000円ですから、ホテルの扱いは上ですね。鹿児島塾、熊本塾、まとまっているのはやはり東京塾です。塾長がいたら、塾生は動きます。

原田悠理さんの、双葉百合子さんから頂いたという鳥浜トメさんを題材にした16分の歌は、この地で今日聴くからか、心に沁みました。ディナーショーは人生2度目だと思いますが、ディナーショーで泣いているのは、そう多くはいないでしょう。

香川塾からは、私だけになりました。真弓さんの孫さんが急病入院で、御夫婦も高松にとどまっているそうです。私も今回の参加は、一本釣りされたわけですが、釣られて嬉しい鹿児島訪問でした。流石盛和塾です。薩摩から日本の歴史が見えて、薩摩藩制の日本から19名の若者がイギリスへ密航して学んでいます。



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| 社長日記 | 11:10 AM | comments (0) | trackback (0) |

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