「NPO法人高松城の復元を進める市民の会」が主催する10万人の署名活動が、28日高松市の丸亀町壱番街ドーム広場で行われた。同会は香川の経済や文化、観光などに関わる約150人・団体で構成されていて、2018年3月までに10万人の署名を集め、高松市に提出する計画。
ライオンズクラブでも、松前龍宗元地区ガバナーの声かけで、各クラブにも署名用紙が配られて、28日にドーム広場の受付まで持参せよとのお達しでありました。その際に、鎧甲冑旗印ならぬイベントベストの着用を追記していました。髙松栗林ライオンズクラブは、馬場基尚さんと私が「炎の赤ベスト」を着用。
同NPO法人の古川康造理事長は、高松丸亀町商店街振興組合理事長でもあり、高松一の話題創造主でもあります。旧市街地再開発事業に成功し、全国各地のシャッター通り商店街からの見学者が絶えません。現代アートのトリエンナーレ(3年に一度)「瀬戸内国際芸術祭」も、話題先行で盛り上がっています。
これからの観光ビジネスは、神社仏閣風光明媚の地だけでなく、話題で多くの観光客が動きます。高松周辺でも、中国からの爆買い客は激減しましたが、新しく就航した香港の格安航空会社LCCの「香港エクスプレス」からの客は、確実に増えています。
ライオンズクラブに所属していると、昨日の献血研究会や半月前の海ゴミ問題などのように、社会奉仕のシーズが一杯転がっているのに接します。いま問題になっている「子どもの居場所」も、その一つです。その一つずつを拾い上げて、協力するように活動をしています。
このようにいろいろな面から高松という街を見る機会が多いのですが、話題にしても観光にしてもまずその場が安心安全であることが大前提です。昨今の自然環境破壊から来る、台風の迷走や、ゲリラ豪雨、落雷から竜巻の発生まで、災害危険が目白押しです。
それを横目で見ながら、高松のなんと安心安全な街か、安堵することがたびたび。西日本地方が豪雨と予報や注意報が出ても、対岸の岡山が豪雨でもなぜか高松は穏やかで、通り雨程度のお湿りだけとか。その代わり、早明浦ダムの取水制限が2次制限へと深刻化しています。
それでも宝山湖などの香川用水調整池は、高知県、徳島県を流れる吉野川からとり入れた水を貯留し、渇水時及び事故時等に香川県の水道用水とし利用するために建設された施設を2008年に完成させて高松砂漠に備えています。早明浦ダムの貯水量は30%まで落ちているが、生活水の不足はまず心配ない見込み。
先の瀬戸内国際芸術祭2016夏季は、9月4日(日)で終了します。秋季は、10月8日(土)から11月6日(日)まで開催されます。私もこの夏は、瀬戸内国際芸術祭2016どころではありませんでした。少しの余裕も出来ました。秋季は、行けると思います。
ところで三百余年の歴史をもつ「おわら風の盆」は、9月1日~3日が本番。8月31日には、前夜祭が行われます。昨年はせっかく行ったのに大雨にたたられました。今年は、台風一過の晴天になりますように。