ライオン誌日本語版によれば、2012-13の主要アクティビティー構成比を見ると、「献血」が第3位の16%になっている。この傾向はここ10年は少なくても続いていて、今の医療技術を持ってさえ人工的に作ることが出来ない血液、今日も全国どこかで、ライオンズが献血への協力を呼びかけているのです。
本日は、4R・5R(香川県全域)献血推進研究会が、当番リジョンが4Rであるため、高松市内の高松国際ホテルで開催されました。36クラブの会長と、「保健福祉」委員長が呼ばれています。私は委員長代理で、出席しています。中心は、日本赤十字のようです。
講演は香川アイバンク評議員から「眼科領域の人工臓器の進歩」、「ジカウイルス感染症について」血液センターから、「献血協力状況等について」は、同じく血液センターの現場担当者から詳細な報告がありました。2時間半の詰め込みでした。
ところで今でもスクリーン投影中は、会場照明を落とします。昨今のプロジェクターは性能が向上していて、会場を真っ暗にする必要はないのです。特に手元の資料を見ながらであれば、なおのこと適度の照明は付けてくれたら良いですね。眠たくなる時間帯でもあります。
記述したとおり、血液は、まだ人工的に造ることが出来ません。また、長い期間にわたって保存することも出来ません。輸血に必要な血液を、365日いつでも十分確保しておくために、絶えず誰かの血液が必要になっています。香川県下では、1日約100人の献血が必要だと。
2015-16のデーターでは、香川県内の全献血者数37,145人の内、ライオンズクラブが関係した数は7,688名で、当時のクラブ数35の内34クラブが参加し、20%をライオンズクラブが貢献しています。特に坂出白峰ライオンズクラブは、年間12回764人から献血を受けています。松本隆幸会長の鼻息も荒い。
ちなみに髙松栗林ライオンズクラブは、2回114名でした。私もこれまでの生涯で49回の献血をしましたが、50回目のトライに2度失敗しています。64歳ですからもう限界のようです。しかし凄い男、東原博志さんは、2007年の段階で130回は献血していました。
献血者の約70%は、50歳未満の方に支えられています。輸血用血液の約84%は、50歳以上の方に使用されています。若年者の献血が、著しく減っているのが心配です。私は新しい献血者を求め、これまで出前授業をしたことのない小学校や中学校での短時間説明会を提唱しました。
献血は16歳以上の者ですが、今日も見た輸血で助かった事例のDVDを子どもらに見てもらって、「私は感動して涙が止まらなかった。お父ちゃんお母ちゃん献血してきて」と訴えるキャンペーンをやるべきです。もちろん小学生も10年したら、対象になる見込み者でもありますから。