うどん県なのにラーメン作っています。こんな洒落た書き物が、メニューの裏にありました。私もうどん県(香川県)人ですが、ラーメンも素麺も大好きです。このラーメン若松紺屋町店は、つい最近(7月15日(金)11時)紺屋町筋の散髪屋さん、堀場理容の後に開業したものです。
あくまでもB級グルメの間だけですが、ちょっとした話題の店になっています。高松市美術館裏で、オフィース・ファッション街になっている一角に、このラーメン若松紺屋町店がオープンしました。昼が11-15時で、行列が出来ていたとかみさんから聞きました。かみさんも金曜日、吉野屋でなくここへ行ったみたいです。
と言うのも彼女のかつての店(㈲デザインルーム植原)が、西隣の三光館ビルの1階にありました。懐かしさと噂で、「ありさんコロリ」のように行ったのでしょう。行列を見て、食べないで帰って来たと嘆いていました。夜は18-21です。私は比較的穴場時間と思われる、19時過ぎによってみました。
良さそうな店です。ここの本店は、牟礼町の道の駅(源平の里むれ)にあります。その前身は、JR栗林駅前の屋台です。私はこの屋台から知っています。と言うのも、前社員がこのオーナーと友達で、「美味い」と言うので行ったことがありました。ところが屋台が居なかった。その後に結果的には、食することが出来ました。
今日の従業員さんの話だと、そのさらに前身は高松市西部の香西本町で開業したとか。味の追求をして、東奔西走でもあるまいに、しかし今日のここでのラーメンの味は完成形だと私は感じました。私ももともと麺職人、特に麺へのこだわりは今でも頑なに持っているようです。
店長お薦めの「若松ラーメン(650)」は、美味いの一言。スープもシンプルで、麺はふたば製ですが特注品だそうです。ふたばの麺でも秀逸ですねこれは。両者の絡まりが抜群。麺が勝でもなし、スープが一人歩きもしていない。チャーシューは、出す前に炙っていました。あぶりを感じさせない、絶妙の仕上がりです。
それ以上に感じが良かったのは、男女4人のスタッフです。女性はアルバイト学生かも知れないのですが、明るくて好感度上位。調理担当は、実にしっかりした調理員兼CEOです。受け答えが実に爽快である。
少し前に常連のうどん店へ行ったのですが、「ますます美味くなっているね。小麦粉は?」と聞くと、「それは秘密」との返事。恐らくこの店は、暫くすると壁にぶつかるのではないかと心配する。
ラーメン若松紺屋町店の情報は、以下の通りです。
【住】香川県高松市紺屋町10-8
【電】080-3920-0112
【営】11:00~15:00(Lo.14:45)/17:00~20:30(Lo.20:00)
【休】日曜
【席】15席
【駐】無し