2015,01,20, Tuesday
マッサンとエリー夫婦、それに2人の子どもの3人は、ついに北海道の地を踏みます。大阪での苦労話ばかりで、「早く北海道へ行け」と私は内心そう思っていました。やっと余市のニッカウヰスキーが、緒に就きました。1932(昭和7) 年のことでしたから、10月となると辛い冬がやがてやってきます。
今日の話題は、「連続テレビ小説マッサン」のことではなく、NHKBSブレミアムで放映されている、マッサンの次の番組についてであります。「マッサン」は地上デジタル放送では8:00から「1チャンネル」ですが、その前にNHKBSブレミアム「3チャンネル」で7:30から放映されています。 その次の番組が、総移動距離7,800キロ、累積標高差10万メートル!200日間かけて日本百名山に“人力のみ、一筆書き”でチャレンジする壮大な旅に完全密着!した番組の再放送です。 深田久弥の、「日本百名山」が出版されてから五十年。日本百名山すべての頂を登り、その間、一切交通機関を使わず、自分の脚とカヤックだけでつなぐ、途方もない挑戦の記録です。番組は既に完結して、今われわれが見ているのは再放送です。NHKは、この再放送を実に上手く何度となく使います。 プロ冒険家田中陽希さんの、7,800㌔に及ぶ鹿児島県屋久島から北海道の利尻島の利尻岳まででしたか、その間を徒歩だけで踏破する物語で、今週はじめは九州門司まで、今日は大山頂上でした。一筆書きと表現していましたが、山から山を百山縦断し、その間の平坦地も歩くというわけです。 私の見ている映像は、再放送版ですが、ついつい引き込まれています。実際の旅程は、昨年4月1日から始まって既に完結したようです。まずはカヤック(小舟)で、屋久島から鹿児島へ渡ります。潮に流されて、悪戦苦闘の2日間でした。全行程が200日とか、平地は走るような勢いです。 前回も途中で声掛けられて、名物の「蕎麦まんじゅう」を貰ったりして2時間のロスでした。旅の楽しみは人とのふれあいですから、このようなハプニングも嬉しいのですが、やはり2時間のロスは大きいですね。遅く辿り着いたら、宿泊予定の温泉施設が月一の定休日だったりして。足が悲鳴を上げています。 スタートから丸3ヶ月後の7月1日から、田中ヨーキさんの日本百名山一筆書きの旅「グレートトラバース」の番組を制作している番組スタッフのKさんが、「ゆかいな仲間たち」ブログを書いています。「ヨーキさんに現地で密着しているスタッフの生の声を、毎週お届けしたいと思っています」と書かれています。 そのホームページには、「番組スタッフは毎日欠かさず密着取材をしています」とありますが、何で3ヶ月後からのBLOGなのかなと疑問に思います。まさかNHKが、途中の思いつきからBLOGをスタートしたということはあるまいに。 そこには更に加えて、「山道を歩いている時はもちろんのこと、食事時やテントの中、時にはお風呂の中にも、一緒に入れさせていただき、ヨーキさんの旅の様子を記録しています。 3ヶ月間一緒にいると、テレビカメラには映らない(映せない?)、ヨーキさんのちょっとお茶目な素顔やアクシデントが本当にたくさんありました」などの記載もあります。 確かにプロの田中陽希さんの超人的な動きはあり得るとしても、カメラマン等のスタッフもなかなかの健脚家です。最近のカメラ機材は小さくなったと言われていますが、それでも超人達人の取材は、大変だと思います。スタッフの動きも、興味があります。 チョイ見の番組でしたが、日を追うごとに引き込まれています。明日も番組は続くと思います(金曜日土曜日日曜日は放映がない)が、大山から次ぎに四国を目指します。平地は一日に60㌔も歩きます。時速6キロ(通常4.8㎞)は、アップダウンを考慮すれば、かなり早いと思います。 大山からその先は、四国へ入るようです。四国入りは、カヤックではなくて瀬戸大橋しまなみ街道でしょうね。私は非現実的な世界3大最高峰踏破というより、このような無理すればわれわれでも一山ぐらいは登れそうな、日本全国百名山踏破が面白い。マッサンもがんばれよ。再放送に負けるぞ!! ここをクリックしたら |
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
|
この記事へのトラックバック受付は終了しています。
トラックバック
|