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ふるさと納税について
ふるさと納税は、自治体間の住民税の奪い合いの制度です。度重なる制度改正で、今では実質2000円の費用負担で、寄付金の半分くらいの商品が寄付先の自治体から贈られてきます。ふるさと納税で被災地寄付を総務省が呼びかけ、そこから一般化しました。

新たに見ず知らずのファンから、住民税を頂けた自治体は潤い盛り上がりますが、反面その分だけが減額になった自治体もあります。大都市圏の道都府県市ほど、住民税が減る?「完全ガイド100%得をするふるさと納税生活」by金森茂樹氏によると、究極、ふるさと納税のお礼品で生活できると書いてあります。

そもそもどうして「ふるさと」という言葉が付けられたかというと、平成18年10月に西川一誠福井県知事が、「故郷寄付金控除」という制度の導入を提案したことが発端となっているようです。平たく言えば、住民税は日本中のどこ(県市)へ払っても良いので、税収の少ない(田舎の)自治体へ下さいというお願いです。

最初の頃は説明不足も、また理解不足も手伝って、自己負担金も5千円だったりして話題になったものの、実効は上がりませんでした。それから、東日本大震災の発生です。住民も、同じ住民税であれば困っているところへ払いたいと、徐々に被災地への寄付が増えました。

しかし昨今は、「お礼品」の良し悪しによって寄付金の集まりが違うようです。著者は1番にお米、2番目は肉とか、持論を展開しています。「得する制度」でよく似たものに、株主優待券があります。しかしこちらは株価の上下動に影響を受けるというリスク、必ずしも希望に添うプレゼントにはならないなど。

少しややこしくなってきましたが、誤読が多いので特に注意喚起しておくと金森茂樹氏が断り書きをしています。ふるさと納税は、不動産やベンツを買って減価償却で節税する「出費のある」寄付金控除ではない。地方公共団体に、特別寄付金をする場合とも違う。

(追加の)寄付金控除ならば、税率分は節税になるが出費を伴う。「ふるさと納税」の要点は、「税額控除」と「特例分控除」がある。2千円を除いて100%控除される、「出費を伴わない」節税法なのだ。ここが、勘違いの多いところです。同じ税金を払うのに、少しネットで学習をすると、得するよと言う情報です。

ふるさと納税は地方自治体や、総務省のホームページに詳しく記載されています。
寄付金額の上限の計算方法は、
控除其の①所得税から所得控除 (寄付金-2千円)×所得税率
控除其の②住民税からの税額控除 (寄付金-2千円)×10%
控除其の③特別分控除     (寄付金-2千円)×(100%-10%-所得税率)
             ↓
①~③の合計から2千円を除く金額が全額控除になります

ややこしいので、寄付金額の上限目安で説明をします。
私のような夫婦のみ(子供・親などの扶養家族がいない)の給与所得者で、給与収入が500万円の人は、課税所得が230万円と推定されて、自己負担額が2千円になる寄付金額の目安(損益分岐点)は、3万円です。

またふるさと納税は、自治体によってはクレジットカードで支払うことも出来ます。カードのポイント還元率は、高いところでは2%もあります。10万円寄付できる人(給与収入1200万円程度)は、自己負担額の2千円すら事実上負担なしとなるわけです。

そしてふるさと納税で貰えるプレゼント(「お礼品」)は、3万円寄付の場合、長野県阿南町の米を60㎏貰うのはどうかと書かれています。60㎏一度に来ても困るので、10㎏分割とか、お願いできるかも知れません。4月スタートの自治体が多いようですが、人気プレゼントは早く品切れになる可能性もあります、

1万円であれば、石岡市肉(弓豚しゃぶしゃぶ・焼き肉用詰め合わせ2㎏)がお薦め。先の3万円も、分割寄付も可能です。自治体からの証明書を確定申告書に添付するのですが、振込証明やカード決済証明等でも代用できるようです。

更にこれからは、受け取った自治体からこれまでの自治体へ連絡が行くようなシステムも出来るようです。サラリーマンも確定申告する時代です。ほんの若干ですが、これまでより手間暇がかかります。もっとも紋別市の紋別産のカニも、食べるのに手間暇かかりますよ。

話しが飛躍しますが、長崎県平戸市などの自治体は、のしを付けてお中元お歳暮用として指定先にも発送してくれるようです。1年間2千円の負担で、高額所得者はお中元からお歳暮まで、またおせちの具まで賄えるこれは知れば知るほど良い制度です。年間たったの2千円です。その都度ではありません。

先の米にしても、自治体は農家からJAより高額で買い取りをして寄付者へ贈ります。ここに休耕田の、再開墾が始まります。Uターンや移住も、叶うようになるかも知れません。特徴のある田舎ほど、この制度は使えるかも知れません。自治体は寄付金と、新たな人材が得られます。

ふるさと納税のプチまとめ
①ふるさと納税の「ふるさと」は、「故郷」という意味ではない。出身地以外の自治体へも寄付できるよ。
②納税ではなく、寄付が本旨。先に寄付した金額が、確定申告で控除される仕組み。
③全額控除される寄付金の額には、上限がある。高額所得者ほど多く出来て、課税所得の1~2%が目安です。

香川県のふるさと納税

ふるさとチョイス





| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2833 |
| 社長日記 | 08:48 AM | comments (0) | trackback (0) |
政治と政治資金問題で小渕優子松島みどり両大臣が辞任
政治の世界と、市井のわれわれが住まいする環境には、大きな差があるなと感じました。正直小渕優子経済産業大臣の辞任、松島みどり法務大臣の辞任は、そんなに大問題かと耳を疑る感覚でした。

政治資金規正法の記載には、正確さを要求されるのは分かりますが、小渕優子さんの場合の旅行に関する収支差額は、あるのが普通だと思います。差額は小渕事務所が負担してますよ。それが現実でしょう。

ライオンズクラブの世界でも、上に立つ者は、自腹を切っています。名誉は金で買うとまで言う人もいますが、私はそこまではよう言い切りませんが、大なり小なり寄付金という名目で身銭を切っています。

選挙で一生懸命働いてくれた、いわば就職活動を一緒にしてくれた恩人らに、年に1度日帰り旅行などで振る舞うのは、これは当然じゃないですか。法に従うのは当然のこととして、しかしよくよく考えると、これっておかしくないですか。

日本は法治国家ですから、法に従うのは当然のことですが、世間の常識からあまりにも乖離した世界での政治活動では、国民の理解は得られません。東京への日帰り旅行の一部を補填したら政治資金規正法違反と言うなら、して良いと許されていることに、逆におかしなことがあるように思います。

松島みどり法務大臣の場合は、選挙区で顔名前の入った団扇を配布したので辞任ですか。こちらも公職選挙法違反とか。どちらにしても、「たいしたことがない」事案です。改めて政治の世界の常識と非常識、そして違法と遵法のおかしな現実を垣間見た思いです。

私は政治と金というと、これまでは男社会での出来事と考えていました。しかし先の辞任理由も政治と金であるからして、当然これらに男女の差はないと思われます。

法律ですから、国会議員も町会議員も同レベルです。であるならば、立候補者は志や理念より、公職選挙法や政治資金規正法を深く学んだ者の勝ちとなります。

先の兵庫県の県会議員のように、領収書があり、記載が正しければ、多額の活動資金も出るわけです。あの人の場合は、あまりにもずさんで、第一嘘の記載でしたから大問題ですが、精査すれば似たり寄ったりの記載はあると思います。

はっきり申し上げて適法とは言いませんが、小渕優子経済産業大臣や松島みどり法務大臣の犯した罪は、実刑ではなくて、執行猶予付き判決で良いと思います。

女性大臣として、男性にまさる活躍が期待されていただけに、「しょうもない」と市井のカラスは啼いています。ただし人間の耳には、「あほーあほー」と聞こえるかも知れません。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2832 |
| 社長日記 | 08:54 AM | comments (0) | trackback (0) |
平成26年度宅地建物取引主任者試験が終わりました
関係者以外全く興味がないという、実にマニアックな資格試験の一つです。「宅地建物取引主任者」としての試験は、今年が最後です。長年の希望としていた士業入りが、名称変更という実に玉虫色の政治決着で実現しました。名称変更は来年の4月から、従って今年が最後の「宅地建物取引主任者試験」です。

来年からは「宅地建物取引士」となり試験が一段と難解になるとの思惑からか、今年の受験申込は全国で23万人を越えましたが、反動で例年以上に受験率は下がりました。受験料が7千円ですから、取り敢えず申込をしておけと意気込んだ猛者も、受験日が近づいて、「もう止めた」という残念な結果になった人もいたのでしょうか。

過去の数字を覗いてみると、
申込数  /受験者/合格者/合格率/合格点
H22年度228,214人 186,256人 28,311人 15.2 % 36点
23 231,596人 188,763人 30,391人 16.1% 36点
24 236,350人 191,616人 32,000人 16.7% 33点

そのためか、受験者数は18万人程度かと思います。合格者数が3万人弱。合格率16%程度と私は推定します。明日になれば、各機関から正誤表と、予想合格点が発表になることでしょう。常識的には35問(全50問中)出来ていれば、今年は合格だと思いますが、私もまだ試験問題はみていません。

本日は試験監督者の一人ですから、試験開始の13時以降は問題に触れることも出来ましたが、本日はその気もなくて、全くの門外漢です。試験会場本部で、担当者の動きをひたすら注視していました。今年はさらに、派遣業者に委ねるというスタイルにかわり、変な感じです。

裏事情を少し披瀝すると、宅地建物取引主任者資格試験は、都道府県知事が、国土交通省令の定めるところにより行うこととされています。昭和63年度から、国土交通大臣が指定した指定試験機関(一般財団法人不動産適正取引推進機構)が、すべての都道府県知事の委任を受けて実施しています。

香川県においては、一般財団法人不動産適正取引推進機構の委託を受けた公益社団法人香川県宅地建物取引業協会が、公益事業の一環として、試験業務を司っています。過去には、宅建業者が自ら試験監督者として臨場していましたが、専門性を要求され続け、今では専門化した派遣業者に手伝って貰っています。

正式な試験発表は、12月3日(水)です。これまで2年間の実務経験がある者は、直ちに登録して、「宅地建物取引主任者証」が貰えます。実務経験がない者は、「登録実務講習」を受講するとによって、2年間の実務経験と見なすとされています。今年度から、諸般の事情から私も再度、今度はLEC講師に駆り出されることになりました。


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| 社長日記 | 10:22 AM | comments (0) | trackback (0) |
第21回高松秋のまつり仏生山大名行列は明日19日
第21回高松秋のまつり仏生山大名行列が、本日正午から始まりました。地元仏生山町最大のイベントです。どうやらこの週末は、天候にも恵まれそうです。少し寒くなりましたが、19時から秋花火でした。打ち上げ場所が近いもので、自宅からみても十分迫力があります。



明日19日(日)は、コトデン仏生山駅前から小学生らの飛脚大会をはじめ、大名行列絵巻が繰り広げられます。13時からスタートします。1.5㎞を2時間かけて到着地点の仏生山公園までのぼります。町内に「おなりおなり」のかけ声が流れます。行列のうしろについて、町内を堪能して下さい。

途中に休憩処も用意しています。仏生山コミュニティ協議会(仏生山公民館)では、トイレの使用も出来ます。また仏生山公園内では、朝から各種団体のバザー飲食コーナーや、フリーマーケットも開店しています。石のステージ催し物も、午前中行われます。

明日は、秋の晴天のもと、仏生山町は大勢の見物客で賑わうことでしょう。仏生山町の賑わいの再創を目指す私も、心ウキウキする一日です。とは言いながら、本日は同時に、宅地建物取引主任者試験日です。試験会場の統括責任者として、私は香川大学工学部会場に詰めます。

これも1年間掛けて、いや数年挑戦している猛者もいます。宅建業者の資格として、これがなくては一人前とは言えません。弊社社員も数人受験するようですが、社内で選考試験を重ねて、選抜者が受験します。自由にすると、また各店舗が休業になります。

受験生諸君、今日までの努力の成果を答案用紙に書き出して下さい。夕方には、模範解答が出ます。答えはどこかへメモしておくと、来年の計画が決まります。幸運を祈っています。


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| 社長日記 | 09:27 AM | comments (0) | trackback (0) |
REG(Real Estate Group)10月例会2014
REG(Real Estate Group)は、香川県不動産同友会が正式名称ですが、和製英語らしからぬネーミングです。30数年前の発足当時は、香川県不動産青年同好会でした。当時の若者宅建業者が、20名程度で立ち上げたものだと聞いています。私ももう、古株層に属するようになっています。

この会から、公益社団法人香川県宅地建物取引業協会役員を多く輩出しています。支部本部役員への登竜門とも言われていました。結果的には、7代故植本義明会長、9代石原和夫会長、現職の10代日下雅彦会長。副会長も安野公尚氏、久保喜治さんらがいます。

最年長は久保喜治さん85歳、次がチャーターメンバーの槇野正男さん。そして川田義孝さんから私の順でしょうか。会歴となると、槇野正男さんから私でしょう。最近は新入会員も、口コミで増やしています。女性会員がいないのが、唯一の難点です。

またここ数年は、徳島の若手宅建業者群TREIN(Tokushima Real Estate Information Network)との交流が盛んです。来月は初めての合宿例会を、兵庫県淡路島で開催を予定しています。徳島のトレインは、女性会員もいます。昨今は、むしろ女性がいない方が奇異に感じます。

今の会長は佐野観右(佐野不動産)氏ですが、任期1年で次が川田剛さん、疋田陽介さん安野彰一さんと内定しているというのです。これが強みですが、任期1年は、私も会長をしましたが、あっという間の期間です。2月が総会です。そして、業界の役員人事が落ち着くのが6月です。もう後半戦へ突入しています。

本日の研修は、「信託に関する研修会(四国司法書士法人)」でした。即今は、成年後見制度が実務で使えないとして、契約時の自由意思の確認が、より厳しく言われています。認知症やその予備軍への手当が求められるところです。

信託も、信託業法の変更で、「民事信託」と呼ばれる形態がこれまでの「商事信託」と肩を並べるようになってきました。本日の聞き手は宅建業者ですから、「民事信託」を上手く不動産有効活用へ生かせるかどうか、真剣に聞き入っていました。

信託に関しては私も重要視していて、来月11月11日(火)13:30から、3地区合同研修会を開催します。宅建業者や民事信託に関心を持つ人は、米田淳さんの解説をお聞き下さい。会場は、高松市林町の香川県産業頭脳化センターです。西側に臨時の駐車場も、開設します。





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| 社長日記 | 09:22 AM | comments (0) | trackback (0) |
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