2017,02,17, Friday
大分市の佐藤樹一郎市長が14日愛媛県庁を訪れ、豊後水道にトンネルや橋を建設して四国と九州を結ぶ「豊予海峡ルート」の建設について、「四国新幹線の整備新幹線昇格にも有効」と、上甲俊史副知事に連携を呼びかけたと報道されています。
私も整備新幹線を九州へ延伸することには、大賛成です。もともと瀨戸大橋の一本を九州にかけたおれば、今よりもっともっと有効だったと考えていました。私にそんな選択肢は勿論ありませんが、やはり政治家は世論に迎合し、市井の意見を聞かないわけにはいかないのでしょうね。 香川に瀨戸大橋があれば、愛媛にも瀨戸大橋がどうしても必要なのでしょう。その昔平成の大合併の前の東讃には、8つの町に9つの温泉がありました。今となっては合併して、お荷物になる温泉施設です。うまくバランスを取るのが、政治だと思います。 ここへ来て九州から延伸の大合唱が起こることは、大分市の佐藤樹一郎市長の言葉通り、四国新幹線整備計画に弾みがつくと思います。特に東九州は、新幹線も高速道路網も西九州に比べると弱い。四国とつなぐことで第2国土軸としての山陽道不通時には大いに役に立ちます。 四国から九州への新幹線構想は九州へ入り、その後は北の小倉へまた南の鹿児島へつながるでしょう。そうすると、九州は一周が新幹線で結ばれることになります。大阪から九州の幹線が災害等で寸断されたときは、四国新幹線がその代役を十分果たすことでしょう。 今更「四国ミニ新幹線」とか言う馬鹿な案が議員から出ているそうですが、九州への延伸を考慮してもやはり四国だけのミニ新幹線構想など論外です。やはり政治は少なくても10年、長くて30年100年を見通して発言をしてほしいものです。 |
2017,02,16, Thursday
(一社)ワールドインスペクションが国土交通省の補助事業として取り組む、住宅履歴情報活用協議会の第3回会合でした。国土交通省は平成24年から、インスペクション(中古住宅目視検査)の導入を考えていて、香川県宅建協会でもそれに呼応して、すでにインスペクションが専門家の手によって出来る体制が整っています。
香川県下での窓口が、今では(一社)ワールドインスペクションがやってくれています。一般社団になる前から一緒に取り組んでいますが、受け身だった彼らがそれを一層発展させて、新しい分野にも進出しています。骨子はインスペクションでありますが、それを住宅履歴としてネットに保存するのです。 国土交通省は、既に新築にあっては保証保険の絡みで住宅履歴の蓄積を事実上強要していますが、その位の方法をとらないと中古住宅の流通の安心安全性は担保できないと私も同感です。従って、中古住宅にあっても、インスペクションを契機に履歴を蓄積するように指導を受けています。 (一社)ワールドインスペクションは、昨年からこの補助事業に取り組んでいて、今年はWEBシステムの構築にこぎ着けています。おもしろいと言ったら失礼になりますが、この協議会の構成メンバーが実にユニークです。建築不動産関係者は当然として、県議あり市議あり弁護士あり女性団体あり、マスコミまで。 この組織は、幅広い層からの意見を集約するという特徴で認定事業者として採択されています。代表は大北和則氏で建築設計士です。山口美芳さんが事務局で、ここはしっかりしています。国もこのインスペクションの制度を、平成30年4月1日から、本格稼働させると考えています。 一般顧客が、不動産の売却や購入を宅建業者に依頼する際には、「媒介契約」を国が義務づけています。約束事を書面化して、間違いを防止する観点からです。また情報の非対称性と言って、業者に対して一般消費者は情報に疎いというハンディーを書面で補うのです。 つまり自分の不動産売却を宅建業者に依頼する際に、インスペクションの有用性の説明を受けて、検査をするかしないかを決めます。インスペクションを実際するのは契約が成立して、手付金が入った段階で売主がすることになりますが、売買物件として指定流通機構へ登録する際に「インスペクションあり」と書くことになります。 一般消費者も、「検査付OR検査無」であれば当然のごとく検査付を選ぶことになるでしょう。香川宅建協会が推奨しているインスペクションの価格は、5万円です。これで売主と買主の両方が、正確に言えば媒介業者も安心できます。30年4月に向けて、各県宅建協会共にインスペクションについて動き始めていますが、香川宅建協会はもうすでに先へ進んでいます。 |
2017,02,15, Wednesday
今月はじめて、本を売りました。本は買うもので売ることは考えてなかったのですが、公益財団法人オイスカの「古本で!子供の森」計画サポートプロジェクト」で3月末までが「特別価格」で買い取りと知って、124冊を段ボール6個に入れて、長野県の買い取り業者へ送りました。
正確には送るのではなく買い取り業者へ電話をしたら、クロネコヤマトに手配し、取りに来てくれます。従って送料無料ですから、その分も買い取り価格に含まれているのでしょう。アトランダムに選んだ古本は、古いのもあり、新刊に近いものもいくつかあったと思いますが、その寄附金額は全部で3,291円でした。 過去に聞いた古本の価格とは、「1割で買い取り5割で再販する」から儲けが大きいと聞いていました。初期の頃の、ブックオフのシステムです。これだと、仮に2,000円の本は200円で買い取ってくれることになります。150円だとしても124冊で18,600円になります。今はこの価格ではないのでしょうね。 アマゾンなども、古本を新刊と同じように販売していて安くて助かるのですが、自分が買い取って貰うのは、やはり@26円では寂しいものです。この先の出版業界はどうなるのでしょうか。パソコンタブレットで読む人が増えたら、「活字」文化は崩壊するのか。 もう少し年を重ねたら、読書三昧も良いかなとあこがれています。やはり本は、売るものではないようです。売ることを意識したら、ラインを引くのも遠慮がちになってしまう。やはりポイントになるところは、しっかりと赤ラインも必要ですよね。 |
2017,02,14, Tuesday
バレンタインデー、または、聖バレンタインデーは、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。もともと、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた。 ウィキペディア
バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼるとされています。随分昔から伝わる儀式のようです。12月のクリスマスは、最近では随分下火になったと感じますが、このバレンタインデーは、いまだにチョコレート業界の戦術が功を奏しているのか、盛んになっています。 またチョコレートが体に良いという説も市井に伝わり、われわれ還暦過ぎの男女の話題になっています。今のように女性が男性にチョコレートを渡すという習慣がいつ頃から根付いたのか知りませんが、今私が頂くチョコレートは毒入りです。交換条件付きのプレゼントで、頂くのを躊躇します。 ここのところ毎年頂くのがいくつかあって、「行きますよ」と事前に通告があり持参するグループがいます。2回ほど留守で、お礼の電話をするのに気が引けます。それが今年は、在席している私の前に2人でやって来ました。何カ所か手分けして周っているようですが、嬉しい反面、その後が怖いですね。 ある人は「保険のおばちゃん」が毎年くれると言いますが、営業ツールだと分かっていながら、個人負担と聞くと嬉しいもののやはりお返しを考えてしまう。今年は例年になく数多くのチョコレートを頂きました。ありがとうございます。でもこの現象は、やはり不景気を象徴しているのでしょうか。 私のかみさんは不景気なのかどうか分かりませんが、私が持ち帰ったチョコレートの中で一番良さそうなものを、確定申告で世話になる弊社顧問税理士に渡せと私に持たせます。見ると「自前」のチョコレートです。見る目があると言うか、したたかというか女性も還暦をすぎるとポリフェノールがあふれています。 毒と言えば、北朝鮮の金正雄氏が毒によって暗殺されたのではないかと、報道されています。2001年にドミニカ共和国の偽造旅券で日本に入国を試みたが、逮捕された経緯もあります。「東京デズニーランドが見たかった」と言っていましたが、当時の田中真紀子外務大臣は、火種になることを恐れて、強制送還して批判を喰いました。 人質交換のネタにしなかったという批判です。あの頃は先代が生きていたので、金正雄氏もまだまだ後継者の候補でありました。最近は存在が分からなくなっていましたが、金ジョンウンの刺客(女スパイ2人)に毒を盛られたというもっぱらの報道です。 女2人というのは物理的に判断できることですが、彼女らがスパイというのはどうして判断できるのでしょうか。よくある、マスコミの尾ひれのように思います。いずれにしてもアメリカはアメリカFirst、北朝鮮も金正恩First体制が確立しつつあります。何度も言うように、日本は独自外交で望むべきです。 |