2015,05,26, Tuesday
かつて私も受講したことのある、短期集中グループ講座の最新版案内が届きました。主催は、「特定非営利活動法人相続アドバイザー協議会」です。本協議会は、相続に関する諸問題を解決できる専門家を養成することを目的とした団体です。
協議会は相続に関し悩んでいる、困っているというお客様のために、相続の専門家が全国に広がり、身近に気軽に相談することができるようになること、また協議会の各分野の専門家とのネットワークを活かしてより最適な方法で問題を解決することを追求し、お客様とのパイプがより太くなれば信頼関係が深まると考えています。 そもそも平成12年4月に、相続に関する総合的なアドバイスができる人材を養成して、社会的要請に応えるべく、不動産鑑定士・税理士・不動産業・建設業が中心となって協議会を設立しました。東京高田馬場にセミナールームを構えた、首都圏だけの協議会活動でした。 そのころから20講座の講座数と、41時間は今もかわりません。しかし講義内容は、少しづつ変わってきたと思います。今流行の、「信託を活用した相続実務」も含まれています。この20講座で、相続に関する知識は十分学べると思います。法律、税制、人情を加味したら鬼に金棒です。 いつの頃からか、地方からの受講生に配慮した短期集中グループ講座が始まりました。首都圏以外からの受講生は、飛行機などを活用して上京します。毎週2時間だけの受講では、交通費ホテル代が保ちません。そこで短期集中グループ講座が誕生しました。 15年前、この講座が始まった頃は先を走る先例もなく、将来の社会の課題が「相続」にあり、その内容も①相続分割対策②納税対策③節税対策とジャンルを定め、なおかつその重要性にもランク付けをしていました。まさに27年正月からの相続税改正を見通した、見事な読みでした。 ところで第35期のスケジュールは、9月12日(土)からの土日開催となっています。詳細は、ホームページで確認して下さい。相続アドバイザー養成講座の80%以上を受講し、「特定非営利活動法人相続アドバイザー協議会」に入会したら、認定会員となることができます。 プチ自慢ですが、認定会員で「特定非営利活動法人相続アドバイザー協議会」が主催する上級アドバイザー試験に合格した者は、「上級アドバイザー」と呼ばれます。私もこの中の、末席を汚している存在です。 「特定非営利活動法人相続アドバイザー協議会」 |
2015,05,25, Monday
いよいよ26日から、「空家等対策の推進に関する特別措置法」の全面施行がスタートします。全国に820万戸空家率13.5%と言われている「空き家」ですが、地方自治体(市区町村)は、治安や防災上の問題が懸念される危ない空き家の所有者に、撤去や修繕を勧告します。
それがいよいよ、明日からスタートします。これまでその準備として、2月から一部特別措置法の施行で、明日に備えて事前準備をしてきました。明日からは、必要に応じて、倒壊や衛生上著しく有害となる恐れがあるいった「特定空き家」に対して、勧告・命令ができるようになります。 私は、この問題は非常に大きな動きだとして注視して来ました。市区町村の本気度がどの程度であるか、スタートダッシュを見届けたいと思っています。早い段階で、解体勧告や命令をどの程度数出すのか、これがこの法律の命運を決めると言っていいと思います。 特定空き家とは、1年間住んでなくて屋根や外壁が大きく痛み、多数のガラスがわれたまま放置され、立木が朽ちて隣地に大量に散乱し、ゴミの放置などで悪臭が発生している建物を判定基準としています。 認定されれば、命令違反者へは50万円以下の過料を科し、強制代執行も認められています。この場合には、市区町村が解体費を立て替えることになります。この負担が、これも税金ですから、心配されるところでもあります。果たして代執行までやるか。 また特定空家等の敷地に該当することになった場合、これまで建物があったことから土地の固定資産税は概ね更地の1/6という減額がなされていました。これによって、自主的に解体費を払って解体するより、「捨て置け」となっていたわけです。 この弊害を全国の市区町村納税担当者が怒り、総務省を動かし、先の空家等対策の推進に関する特別措置法となった経緯があります。言うなれば、担当者が願った法律が施行されて、後は自分達の本気度、つまりどこまで社会正義のため実力行使をやるかが問われることになります。 2月からの準備期間では、これまで固定資産税情報は徴税目的だけの個人情報とされていたため、それ以外の閲覧はできませんでしたが、その規制が2月に一部外れて、空家等対策の推進に関する特別措置法対策室でも固定資産税情報が使えるようになりました。 空家等対策の推進に関する特別措置法の実効は、固定資産税情報の活用にあります。個人情報保護法の壁はありますが、大切な使用が許されず、知らぬ間に、個人情報が使われていたりします。まさに当たり前が、当たり前になる26日はもう明日です。 |
2015,05,23, Saturday
中四国地区のライオンズが、高松サンポート地区に集まっています。午後から記念誌等の袋詰め、夜は前夜祭です。高松キャビネット松前龍宗地区ガバナーが、今年のしきり役です。同じゾーンですから、高松栗林LCも全面協力です。従って前夜祭も、一番多くのメンバーがホテルクレメント高松へ来ています。
中四国から各クラブ代表と、熱心なファンが来ています。336は、A・B・C・Dに分かれています。A地区は、四国4県で構成されています。B地区は岡山と鳥取県、C地区は広島県単独、そしてD地区は島根山口両県です。メンバー数でも、比較的多い地区と言われています。 前夜祭は午後6時から会場入りして、歓迎の太鼓が披露されています。ウエルカムドリンクの振る舞いが有り、6時半から開会。司会団は、松前龍宗地区ガバナーの所属クラブから、山下喜功さんと三好三香穂さんです。バイオリン演奏も、良かったですね。 乾杯後は、大勢が入り乱れて、旧交を温めていました。私は中小企業家同友会を次男に譲り、それ以降当然同友会の宴会に出ていませんが、久しぶりに美しいお嬢さん集団を見ました。組合からの要請で、ママやホステスさんが来ています。まさに香川同友会が、考え出したスタイルです。 もちろん別に、正式なコンパニオンも来ています。本日は、香川バンケットサービス(佐藤良重代表)からの派遣です。経費削減を図ったとは思いませんが、昔を思い出し懐かしくなりました。「夜のマップ」も立派に作っていました。私がやっていた頃も、こんなこと一生懸命にしていました。 さて明日は、年次大会の分科会、大会が8時から始まります。雨の予想ですが、降らないと良いのですが。会場常設テントでは、美味いもの市が準備されています。取り敢えず今晩は、青い国高松の夜も堪能して下さい。私は二日酔いで、もう帰ります。 |
2015,05,22, Friday
紫雲会正副会長で、退任された横山賢治校長と新任の中筋政人校長先生の歓送迎会をコトデン瓦町ビル10階のレストラン八十八の旅で開催しました。横山賢治校長先生は定年退職で徳島文理大学へ、中筋政人校長先生は、小豆島高校からの赴任です。
中筋政人校長先生は、高商51年卒業生で、私のよく知る若松茂行さんと同級生と言うことを聞いています。やはり地位が人を作るのですね。同じ年で、同じような学生生活をしていながら、これほどまでの違いが出るのですか。威風堂々の中筋政人校長先生です。 私はいつものことながら、自分でも失礼な男だと自覚していますが、目の前に座られた校長先生に、「高商の校長ともなれば、広島(大学)等の卒業生でなければ就任できないのでは」とハッキリ聞いてしまいました。横にいた真鍋健彦会長にも叱責されましたが、私は非常に期待をしています。 誤解を恐れず申すなら、私立大学で同じように教職を目指した私としても、とても難しいことだと思います。私は教員にならず麺職人になりましたが、経済学部とか経営学部など、文学部以外の学生が教職課程を獲るのは、他学部聴講等で大変なのです。 本意は、にもかかわらず中筋政人校長先生は職員からも、教育委員会からも多くの支持を集め高商へ、それも最初で最後の高商勤務となり、人物的に頼られている校長さんだなと感心して、今日お目にかかれることを楽しみにしていた。と言うのが私の思いです。 前任の横山賢治校長も、たいへんな功績を残した校長さんです。もう10年以上燻っていた高商の課題、「雨天練習場」問題を見事解決し、4180万円の募金活動に勝利して、雨天練習場を作ってしまいました。 もちろん横山賢治校長だけの力ではありませんが、5,000円寄附してくれた人にも電話があったと当人から聞きました。大勢に依頼文を送り、大勢から寄附を集めました。そして長尾健司監督を、国家公務員を引き抜いて高商の監督に据えました。 やがて、必ず高商の古豪復活があると、私は信じています。中筋政人校長先生も、私は大いに期待をしています。学校も経営です。経営はトップ次第です。それは企業も、学校も同じです。本当に楽しい、愉快な時間を共有できました。お付き合い頂いた、教頭先生、小西先生もありがとうございました。 |