2015,02,17, Tuesday
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2015,02,16, Monday
四国新聞の特集記事「香川知ってるつもり!?」2月15日(日)の記事ですが、2012年の、香川県民1人1日あたりの水道使用量は367リットルにもなり、浴槽の1.8杯分に相当するそうです。全国平均が338リットルで、香川県民は平均ですが1人30リットル多く使っていることになります。
「高松砂漠」とか「渇水災害」とか揶揄される香川高松ですが、1980年代までは、1人当たりの水道使用量は全国平均量のほうが、香川での使用量を大きく上まっていました。もともと降雨の少ない、瀬戸内海沿いの香川県です。それを補うように、14,000ものため池があります。 総務省の統計では、新築住宅で水洗トイレの普及は60年代に85%というのが全国平均ですが、香川はそれより10年遅れて水洗化が進みました。そのためか、香川の水道使用量は、全国平均値より少なかったのです。そのため2000年香川県の使用量が401リットルとピークを迎えた頃、全国ではすでに減少に転じていました。 しかし1973(昭和48)年の高松砂漠、この年は列島改造論で国内が沸き返ったものの、石油ショックで国民生活に多大な影響があった年ですが、高松の水道が止まりました。大学生だった私は、高松まつりが中止になったのを覚えています。その年、明治大学連での出場が予定されていました。 その後1974(昭和49)年に、香川用水からの水供給がはじまり、これで「渇水地獄」からは脱したと私も思いました。しかし94年の「平成の大渇水」、この時には島原LCの松尾さんや吉田さんが散水車を高松まで運んで下さいました。毎日それをつかって、管理マンションの水を運びました。 もっともかがわの水道使用量が多いのは、「うどん県」だという事情もあります。私も元麺職人ですから、その当たりの事情は十分理解しています。保健所の指導もあって、「うどんの洗い」も井戸水から水道水使用になりました。確かに井戸水の汚染が進んでいました。 こんな報道の前後に、高松市下水道課からの使用明細が届きました。2年ほど前に、拙宅の周辺でも下水道管が敷設されました。私もこのような仕事をしていることから、いの一番に使用を開始しました。そうなんです、水道の使用量に応じた下水道使用料も加算されてきます。 こんなことから考えました。確かに家庭用水に限ってみれば、2012年の香川は1人1日当たり231リットルで、全国平均の232リットルと遜色はありません。しかし毎日美味いうどんを食べ続けるためには、うどんの使用分も家庭が吸収するべきです。 エイヤーと、節水型の便器に取り替えることにしました。風呂は最新鋭の風呂にしても、そんなに使用量は変わりません。二人分の洗濯水を使うには、風呂の水の効果もさほど期待できません。トイレは、飛行機やバスの中のトイレなど、「ガバー」と一気に流れて、水の使用は少ないのが特徴です。 家庭用節水型便器があれほどの威力があるとは思えませんが、それにしても、この際思い切って改修してみます。3年前遠赤外線の床暖房にしてみて、この冬もすこぶる健康(勘違いかも知れないが)です。トイレの後日談も、また日記のネタになります。 |
2015,02,15, Sunday
妹から、「日経新聞香川経済欄に、長男が作ったエビフライが載っている」とのメールが来ました。街中でセミナー講師をやっていたもので、早速そばにいた長男に買ってくるように頼みました。恥ずかしながら日頃日経新聞は読んでいないもので、コンビニエンスストアで買うのが手軽です。
記事に取り上げられることは、8日の母サチ子三回忌の法要時に聞いていました。その前に四国経済産業局の新規事業化案募集に応募し、採択されたことの報告も受けていました。香川県特産の、オリーブの葉や米粉を使ったエビフライを開発したのです。 もともとエビなどの冷凍食品卸売会社を経営する一家の後継者である、3代目跡取り堀弘道が考えたものです。1人でなくて、家族総出で考案したものかも知れませんが、私は業界の事情も分からないくせに、「仕入れてそのまま売っていたのではじり貧」だと、口を酸っぱくして言っていました。 私のことですから甥っ子に対して偉そうに、稲盛和夫塾長の「価値で売らんかい」の言葉を言い続けていましたが、エビフライの衣を通常の麦粉ベースから、オリーブ葉の粉末や県産のブランド米「おいでまい」を衣にして、さっくり感を出しています。 希望小売価格は5尾で850円と、ホリの通常の冷凍エビフライに比べて5割も高いようですが、「価値で売る」ことを始めたようです。食の安全へのこだわりや健康志向の高まりなどから、強気の路線を貫くようです。安いが価値という時代は、確かに終わったと私も思います。 また記事では紹介されていないのですが、麦アレルギーを持つ人も最近多いようで、米を使うことで、そのリスクも解消されます。小麦も外国産に頼りきりで、昔と違ってきています。料理店で、冷凍のこの商品をそのまま揚げれば良い状態で出荷するようです。甥っ子ながら、なかなかやる子です。 オリーブの葉には、ポリフェノールなど細胞の老化を防ぐとされている成分が多く含まれています。通常の冷凍エビフライに含まれる卵や小麦粉を使用しないことで、アレルギーを持つ人には朗報です。地産地消ブームからも、香川県へ訪れた人の食卓へも、これは面白いかも知れません。 既に試作品は出来ているようで、もっとも私の口にはまだ入っていないが為に、「まいゆー」とは言えませんが、まずは需要の多いエビフライに特化し、その後に商材を増やしていく考えのようです。 |
2015,02,14, Saturday
1月開催に続いて、今月も受講生が集まり、先月と同程度規模で開催されています。実施校は、国土交通省の認可を受けた団体等が、全国的には10数社あるようですが、香川県下は2~3校のように聞いています。
昨年秋の宅地建物取引主任者試験(それ以前の合格者も含む)に合格したけど、2年間の実務経験がない人が、この登録実務講習を受講し、2日目の試験に合格し登録を受けた後に、宅地建物取引主任者証を貰えることになります。 1月コースは、28人の受講で、残念ながら1名の脱落者を出したようです。残念です。その人は3月に再受講するようです。責任を感じますが、講師の出来ることには限界があります。 2月コースも同じように、今日と明日の2日間。時間も10時から18時まで、内容も細かく指定されています。教材は、受講生は買い取りますが講師には貸与されます。それを講師が読んだり、解説したりで進めます。 一番の目的は、彼らの合格、宅地建物取引主任者証のゲットです。実務と言いながら、最終試験に的を絞って話さざるを得ません。取引主任者の仕事は多岐に渡りますが、時間の制約もありここでは、「売買媒介」業務での「売り注文」に対する一連の業務に絞られています。 つまり注文(テキストにそう書かれているが「実務では(売)媒介依頼」という。)を受けて、中古住宅の調査をして、それの契約書案や重要事項説明書を作成し、買い希望者(買主)に引渡をします。その間に、媒介契約書と価格査定の作成も関与してきます。 本日の2月コースのスクーリングは、本当に実務経験がない人がほとんどでした。1月は半分程度、実務を知っている人がいました。今日は、ある不動産会社(上場の大企業)の営業外の職務に就いている人が多いようです。設計とか経理とか、これまで宅地建物取引主任者証を求められない部署です。 会社の方針で、社員全員取得を目指しているようです。宅地建物取引業は、老若男女、身体と意識が続く限り現役です。女性の活躍も更に増えるでしょうし、相続が宅建業界の中心になるとしたら、話を聞くのは若者より、50歳の峠を越えた人が適しているかも知れません。 |