2017,01,21, Saturday
寝ている時や、運動中に起こるツライピキーンは、ふくらはぎのけいれんで、「こむら返り」と言うそうです。突然の激痛に悩まされ夜中に何度か起きてしまうのは、自分の幼少からの体質で、仕方がないと諦めていました。部活でも、何度か体験したことです。
ネット検索に見る対策は、ミネラル不足の解消や水分補給、運動不足の解消等と書かれています。その次にはご多分に漏れず、サプリメントの紹介が続きます。私の身の回りにも数多くのサプリメントがあり、私もいくつか愛飲しています。と頼りながらも、「またサプリメントか」という厭世観もあります。 こむら返り(腓返り、こむらがえり)とは、「腓(こむら)=ふくらはぎ」に起こる筋痙攣の総称で、「(足が)攣(つ)る」とも言われる。特に腓腹筋(ふくらはぎ)に起こりやすいため、腓腹筋痙攣と同義とみなすこともあります。他にも指・首・肩なども、この症状と類似した状態になる場合があります。 腓腹筋の痙攣は膝の屈伸、足趾の伸展などにより緩まるのです。したがって、こむら返りが発生したら、爪先立ちのまましゃがみ、該当の足の親指を脛の方向(外へ)に引っ張るといったやりかたで、ある程度回復するのです。このときは、筋肉が激しく硬直している。 軽いマッサージ、温浴、蒸しタオルで患部を温める、といったことも症状改善に役立つと言われています。薬品としては、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)やダントロレンが有効とされています。 そうなのです、数日前に熊野神社社務所建設委員会が開催されました。本殿の畳の間でやる長時間の会議で、立ち上がった時に、いつもの右足のこむら返りです。この醜態を目にした川西澄夫さんが、「松野さん薬あるで、うちのかみさんも毎晩夜中に大騒動した」。近くの内科医を、紹介してくれました。 処方されたのが、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)そのものでした。漢方薬ですから、飲むタイミングは食事前です。毎食前に飲みなさいと指導を受けて、言われたとおりにしています。今のところ、症状が治まっています。 帰社してこの話をしたところ、「私も頻繁に」という若い女性従業員。女性にもこむら返しで苦しむ人が多いのに、驚きました。諦めずに、医院へ行くことをお薦めします。 |
2017,01,20, Friday
米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ氏(70)は20日正午(日本時間21日午前2時)すぎ、連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第45代大統領に就任した。核のボタンも、12時丁度にトランプ大統領のブレーンに渡された。
トランプ氏は注目の就任演説で、「米国第一主義」を宣言。米国の再生に向けて国民に団結を呼び掛け、「われわれは米国を再び偉大にする」と訴えた。「最大の雇用創出」を目指すとともに、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を表明する方針。 不法移民の流入を阻止するために、メキシコとの国境に壁を建設することを公約にしている。すでに必要な箇所にはフェンスがあるが、象徴的な意味で「国境に壁」論を展開している。外交面では、ロシアとの関係修復に着手し、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦での協力を模索する。 小欄のネタは、新鮮なこと、身近なこと、人を褒めることとしているが、流石に世界中が注目するドナルド・ジョン・トランプ大統領の就任に触れないわけにはいかない。予想された内容であったが、アメリカファーストがより鮮明で、これまでの主語が「I」であったのから「We」になったのにも気がついた。 いずれにしても日本も、これからの4年間はトランプ氏の施政方針に振り回されることになるだろう。内向きの政策を掲げるトランプ大統領だが、結果としてはアメリカの存在をこれまで以上に世界に知らしめることになるかも知れない。中国の横暴、北朝鮮の好き勝手、またヨーロッパの単一性も崩壊の兆し。 一連の報道を目にして、私が最も「あり得ない」と感じたのは、「反対派のデモ」と言われている暴挙。石を投げてガラスを割り、棒でたたいて破損させる姿に、トランプ以上の異常を感じた。トランプ大統領の言動に善し悪しや好き嫌いがあっても良いが、あの暴挙はあってはならないことだ。 一方日本国内に目を移せば、自殺者数が減少しているという報道が嬉しい。年間3万人の自殺者から、2.5万人の7年連続減。私の同級生も、「いのちの電話」のボランティアをしているが、自殺が減ったことは、このような民間ボランティアの陰の力も大きいと思う。日本は資源がないが、知恵がある。これが武器だ。 |
2017,01,19, Thursday
先日の小欄で、インターネットを介した「同窓会本舗」を紹介しました。本日は、平成28年情報通信白書にある「シェアリング・エコノミー」について、書いて見ます。いずれにしても、インターネットサービスがコンピューターを超えてタブレット端末、はたまたスマートフォンまでの普及が背景にあります。
「シェアリング・エコノミー」とは、個人が保有する遊休資産をインターネットを介して他者も利用できるように取りはからうサービスです。代表的なサービスとして、住宅(戸建住宅及び共同住宅)を活用した宿泊サービスを提供する「民泊サービス」が挙げられます。 この他にも、一般のドライバーの自家用車に乗って目的地まで移動できるサービス、個人の所有するモノを利用するサービスや、個人の持つ専門的なスキルを空き時間に提供するサービス、空いている駐車スペースを利用するサービス等、様々なサービスが登場しています。 「シェアリング・エコノミー」には、貸主にとっては遊休資産を活用することでプラス収入を得る、借主にとっては資産を所有することなく利用できるというメリットがあると考えられています。また、マクロ的に見ても、個人の多様な需要への対応、社会的課題の解決等につながることが期待されています。 一方で、安全の確保、利用者の保護等の観点から課題も存在します。本当に、使いたい時に使えるかなど。シェアリング・エコノミーが可能となった背景としては、先にも書いたとおりインターネットの普及により個人間の取引費用が下がったこと、とりわけスマートフォンの普及が関係しています。 またこうしたサービスを利用する場所や時間の制約が緩和されたことのほか、シェアリング・エコノミーのプラットフォーム(貸し手が情報を掲載し、借り手が当該情報にアクセスできるシステムを提供している者)と、ソーシャルメディアとを連携させることで個人間のニーズのマッチングや、信頼性の担保強化が可能となっていることが挙げられます。 「シェアリング・エコノミー」はシリコンバレーが起点となり、海外の一部の国を中心としてグローバルに利用が進展し、また市場規模が拡大してきている。わが国においても、今後の市場拡大が予想されている。 シンクタンク矢野経済研究所の推計によると、「シェアリング・エコノミー」の国内市場規模は2014年度に約233億円であったが、2018年度までに462億円まで拡大すると予測されている。人間の知恵の山積だと、私は好感しています。 |
2017,01,18, Wednesday
落花生というとカロリーの高い、美味いけど多く食べると害があるようなイメージがありました。それだけに落花生が、心臓病予防にいいとか、糖尿病予防にいいとか、生き生きとした美肌になるなどと番組で紹介されたら、私も落花生を求めてスーパーなどに急ぎます。
特に血管を強くするとのコピーには、高血圧気味と言われている私には、垂涎の的です。血管を拡張させ、血液循環を良くする「アルギニン」が豊富だとか。日本人の心臓の病気の約半数は、心臓の血流がうまく流れずに心臓に障害が起きる病気「虚血性心疾患」。 狭心症や心筋梗塞もこの中に含まれていて、アメリカでは最も多くを占める死因ともなっています。落花生は、20種すべてのアミノ酸を含むバランス抜群の食品。その中でも、特に「アルギニン」は血管を拡張させ血液循環を良くするのです。これが落花生が、心臓に良いと言われている訳です。 では、1日にどのくらいの量を摂取したら良いのか。毎日殻付き10個、つまり20粒食べるのがお薦めだそうです。落花生20粒(約20グラム)の中に、基礎栄養素は、タンパク質5グラム、脂質10グラム、炭水化物4グラム。1日の必要量の約20%程度が摂取できる、基礎食品です。 またマグネシウムを豊富に含む落花生を、3週間毎日基準量を食べた人は、マグネシウムの取り込みが上昇。加えて、血中マグネシウム量も推奨レベルを超え、血糖値を一定に保つという研究結果が出ています。マグネシウムは、体内でインスリンの分泌と、その効果を上げることに重要な役割を担っているのです。 これが血糖値の急激な上昇を抑えることにつながり、糖尿病予防に良いのです。落花生やピーナッツバターは、糖尿病2型のリスクを25%減少させることが、糖尿病や心疾患、がんの病歴がある34~59歳の女性83,818人を16年間にわたって調査したコホート研究(ハーバード大学)で明らかになっています。 実験参加者の内で、1週間の中で全くピーナッツを食べない人に対して、約30グラムのピーナッツまたはピーナッツバター週に1~4食べた人は、2型糖尿病のリスクが10%低下し、週に5回以上食べた人は25%リスクが軽減した結果が出ています。2型糖尿病とは、誕生後の不摂生が原因の一般的糖尿病です。 ここまで説明されたら、落花生を買い求めに走るのですが、残念ながら付近のスーパーや業務用食材店には、「原産地中国」の落花生しかなくて、流石にこれは購入をためらいます。そこで思い出したのが、昨年高商同級生藤井朗氏を千葉に見舞った時に頂いた「八街(やちまた)産落花生」。 千葉県は、落花生の名産地です。豊かな土壌、恵まれた気候を持つ八街市を中心とした周辺地域は、落花生の栽培に適しており、風味の良い落花生を沢山収穫しています。八街産落花生は、数多い品質の中から良質で味の良い品質を選び、高い栽培技術のよって「味」「こく」「歯ざわり」を追求した国内最大規模の収穫を誇る「産地ブランド」です。 同じ高商同級生に無理を言って、昨年食したものと同じものを送って貰いました。特にこれは粒が小さいのですが、実に美味かった。小欄を愛読されている皆さんにこれは朗報です。是非お試し下さい。 八街市がPRしているやちまた産落花生のホームページを紹介します |