2017,04,29, Saturday
今期初めての、献血アクティビティーでした。丸亀町献血ルームで、午前の受付が50名ほどあって、大盛況でした。15:30まで、丸亀町商店街でプラカードを持って客引きをメンバーがしています。声かけが禁止で、ただプラカードを持って目で訴えます。
世間では今日から連休という人も多く、大変な人通りでした。その後に大型店舗「ゆめタウン」へもワイシャツを取りに行きましたが、ここも大勢の家族連れで大変賑わっていました。集まる処へ、自ずと集まっているようです。 その前に、自宅周辺の「いでざらい」をしました。会社周辺は金曜日に、私を除く従業員総出でやりました。田植え前のこの時季に、讃岐平野では農業用水路の清掃をします。讃岐平野には、大小16,000箇ものため池があると言われています。 高松市内は下水管の敷設も遅れていて、古くから農業用水路を生活排水路として使っています。農家だけでなく非農家も総出で、水路に貯まった石や砂などを掻き出します。今はほとんどが三方コンクリート製で、ほどよく開床がもうけられています。これが鉄板であったり、グレーチングであったりします。 今年は隣の溝渕さんと、時間を調整して2人でやりました。毎年鉄板やクレーチングを開けて掻き出しているところは比較的溜まりがないのですが、今年初めてという鉄板を別途2枚開けました。ここは流石に、大量の石や土砂でした。 溝渕さん以外の近所へもお声がけをしましたが、「なんでうちがせないかんの」という人もいました。私が元気なときはそこまで手を伸ばしていましたが、今はもう自分のテリトリーの掃除で、手一杯です。「誰が声がけ(主催)しているのか、ウチには届いてない」「週末は忙しいのや」とか、やらない理由を朗々と語ります。 私の会社へは、「平池土地改良区理事長・三好正和」や「平池土地改良区理事・大薮俊博」名義、「仏生山地区衛生組合協議会・那須廣士」らのお名前で、3通来ています。参加しないと3千円の徴収を言われていますが、それは3千円が楽ですが、大勢が3千円となると実際の仕事が終わらなくなります。 「いでざらい」が終わると、池の水を抜いて田に水を引き込みます。やがて田植えが始まり、カエルのやかましい鳴き声がしばらく続きます。うっとうしいと思う反面、またこの季節になったかと四季を実感する讃岐路です。 |
2017,04,28, Friday
この世の中で分からないのが北朝鮮の金正恩とドナルド・ジョン・トランプ、そしてここで紹介する「ウラジーミル・プーチン」だ。前者2人は今、第3次世界大戦前夜のような危うい状態を作り出している。それに対してわが総理大臣は、モスクワへ飛んだ。
一説にはプーチン大統領から、「この4日間は何も起きないから大丈夫、安心しておいで」と言われたとか。そうでもない限り、隣国での騒動を尻目に、13時間もかかる遠隔地へ行くものか。逆の言い方をすればその位、ロシアプーチンの力は強い。 大国中国の、国家主席の習近平をこけにした金正恩。中国も巻き返しに必死だと聞く。しかし真のフィクサーは、ウラジーミル・プーチンか。ロシア史上、稀に見る長期政権を継続中のプーチン。プーチン政権は、2度に渡りすでに16年以上も続いている。 仮に米国大統領が約束の2期8年勤めたにしても、その2倍以上の長さである。「強いロシアの再建」を掲げ、国内には過酷な圧政を敷く一方、経済は2014年後半から低迷し、内政の矛盾は頂点に達している。著者の木村汎(きむらひろし)氏は、前著「プーチン-人間的考察」に続き、本書を上梓した。私は前著を読んでいない。 とあることがきっかけでアマゾン購入になりましたが、届いてみてビックリ、620ページに及ぶ超大作。一番に困ったことは、リックに入れて持ち運ぶ不便さ。重さは電池切れで測定できていませんが、体感1㎏弱。また本体価格は5,500円で、決して安くはありません。 ロシア研究の碩学が、沈みゆく大国「プーチンのロシア」の舞台裏を詳細かつ多角的に検証している大変良い本です。言論弾圧・経済疲弊・頭脳流出-混迷のロシアはどこへ向かうのか。勿論2018年の大統領選挙では、プーチンが再選されるだろうが。 この本の中で一番の印象は、プーチンという男は一貫して「強いロシアの再建」を提唱しているということ。ロシア連邦を、米国と並ぶグローバルな超大国へと復活させるという野望である。ソ連の崩壊を見ているだけに、その思いは強い。 ソチ五輪やクリミア併合という華々しい打ち上げ花火によって、プーチンの支持率は80%台にまで上昇し、シリアの空爆直後には89.9%にもその支持率は達した。敵を攻撃というシナリオは、内政の意識を異常に高める。戦前の「大本営発」が、その一つであろう。 一方、国際原油価格の大暴落に端を発する原油安、ルーブル安、さらにクリミア併合に対する欧米の経済制裁という、経済三重苦に直撃され、ロシア経済はなすすべがないように思われる。特に米欧(著者は「欧米」と「米欧」の2つを使っている)の経済制裁は、徐々に効き始めている。 派手な打ち上げ花火によって、ロシア国内の失政、なかんずく経済的困難から国民の目をそらす戦術。そうそうプーチンには戦略がないと著者は書いている。長期政権に戦略がないわけがないと私は思うが、それだけその場の判断対処が優れているのだろうか。 プーチンはロシア人(半血)の中でも、体が小さい。だから柔道などの格闘技に熱心だ。上半身の「マッチョ」を自慢して、よく見せている。私はそのような時に、プーチンは実は「小心者」の空威張りのカーリーさんをイメージする。 このようなプーチン式手品は、はたして何時まで有効なのか。これが今後の、プーチノクラシー(プーチン統治)の最大の見所であるが、果たしてどうなる。プーチンに敵がいるとすれば、それは「ナバァーリヌイ」だけのように思う。 |
2017,04,27, Thursday
オイスカは地球環境を考え、開発途上国の産業開発事業の推進と友好親善に取り組む国際NGOです。OISCAの綴りは、Organization(機構)・Industrial(産業)・Spiritual(精神)・Cultual(文化)・Advancement(促進)からなっています。
1961年に中野与之助(昭和24年三五(あなない)教を静岡県でひらき,各国の宗教家と交流。精神文化国際機構(のちオイスカ・インターナショナル)などを設立した。)氏によって発足したNGO。主に東南アジアで、木を植えている団体と言ったらわかりやすいですか。 オイスカ・インターナショナルは、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指しています。東南アジアからの留学生も来て、研修が始まっている。 懇親会開宴挨拶で四国支部副会長(三豊推進協議会会長)稲田覚は、アメリカ国ドナルド・トランプ大統領と北朝鮮国金正恩を四国研修センターで研修させたいと言い、周囲を笑わせた。 しかし稲田覚氏の発言は、あながち笑いを貰うだけが目的ではないように思う。ある意味本気でそう考えている。要するに同じ環境で学べば、自ずと平和的解決に導けるというオイスカの理念がここで効いている。利他の精神と、オイスカ会長中野悦子さんは記念講演で唱える。 「地上和楽の世界」を、オイスカ会長中野悦子さんは本日の記念講演でこうも唱えています。縄文時代(縄文土器を指標とする時代。土器の変化によって草創・早・前・中・後・晩の6期に分け、放射性炭素年代によると、紀元前1万年前後に始まり、前4世紀頃まで継続して、弥生(やよい)時代と交代する。 主に竪穴(たてあな)住居から成る集落を構成し、採集・漁労・狩猟の採取経済の段階にあり、農耕の存否については議論がある。遺跡・遺物は千島から沖縄まで分布している。)この時代には、諍いがないのです。 縄文遺跡から出土するものに、狩りや狩猟で使う槍などはあるのですが、人と人が戦う武器の出土はないという。あの土偶は、まさに子供を出産する直前の、母親をカタチ取っている。だからあのように、下半身が異常に強調されているのです。 オイスカ四国の高松推進協議会組織に話を戻しますが、これから四国旅客鉄道株式会社取締役会長・泉雅文様に代表が替わります。私も坂出推進協議会から、高松推進協議会へ移籍して泉雅文氏を補佐していくようにと石井淑雄会長から厳命されています。 もう少しで、高松栗林ライオンズクラブ幹事の仕事が終わります。次に公益社団法人香川県宅地建物取引業協会の役職がありますが、単純に木を植えるというオイスカの仕事にも人生の役割を感じます。本日は四国支部初代会長の佐藤忠義相談役にもお目にかかり、有意義な一日でした。 |
2017,04,26, Wednesday
不動産活用の一段上のレベルを目指す、「コンサルティングマスター」資格を持つメンバーで構成されている、香川県不動産コンサルティングマスター研究会は、設立20周年を中原弘会長で迎えることになりました。もう20年か、と思います。
公認不動産コンサルティングマスター資格は、公益財団法人不働産流通推進センターが主管する資格です。不動産業界のベーシック資格の「宅地建物取引士」を取得し、5年(当初は7年)の実務経験者が試験に挑戦して、合格したら公認不動産コンサルティングマスター資格が授与されます。 宅地建物取引士は全国に30万人ほどいますが、公認不動産コンサルティングマスターは1万7千人ほどです。県下には二つの「コンサルティング会」があります。この香川県不動産コンサルティングマスター研究会は、その二つの内の一つです。私もここに所属する38人の内の一人です。 学習に力を入れていますが、「相続」や「信託」など一歩先を見ています。これからは売買契約・賃貸契約の媒介報酬に頼らず、独自のコンサルタント業務からの報酬を得るように目論んでいます。士業の報酬は、弁護士にしても税理士にしても、報酬額は既定がなくなりつつあります。 本来報酬は、払う方と貰う方の自由契約で成り立つはずです。獲られた利益に対して、対価を満足して支払うというのが経済活動の原則です。同会の今年の総会は、5月17日(水)ロイヤルパークホテル高松で開催が決まりました。 |