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病院内に薬局を再検討それはないよ
政府の規制改革会議は今月(2015年3月)12日、医師からの処方箋を受け付ける薬局を病院外へ置く現行の「医薬分業」の方針の見直しに向けて、議論を始めたというのです。これは大変なことです。コンビニの数ぐらい新しく出来た感のある「調剤薬局」です。

そもそもヨーロッパで、古くからある考え方を日本国内で踏襲したようですが、もうすっかり定着し、院外調剤が当たり前のように思われて、国民も当然これに従っています。そのため病院の脇に、調剤薬局があります。

香川県立中央病院が昨年完成しましたが、周辺での調剤薬局の場所どりで、大手の調剤薬局が法外な価格で土地を購入したとも聞いています。それでも開業時期に合わせて、一件落着。これを改めて、病院内に設置しても良いとなると、関係者からは、「騙したな」となると思います。

そもそも「薬剤師による処方のチェック」という観点から考えるなら、院外調剤などしない方が良いのではないかと素人の私などは考えていました。病院内なら、電子カルテを通じて、薬剤師が医師の相談に乗ることができるし、実際に、そういう仕事が行われていました。

院外調剤にすると、公定薬価と仕入れ値の差、即ち薬価差益が病院から薬局に移るので、医師が不要な処方をする誘引をなくせるという話もかつてあったと思いますが、度重なる薬価引き下げによって、薬価差益はほとんどなくなっているのが実態だろうと思います。

病院が薬を売っても、それ自体で儲かるということはないので、在庫等のストックリスクから、専門の第三者へ委託しましょうというのがこれまでの流れです。薬というものは、1個で売っているのではなくて、例えば20個の梱包で製薬会社から販売されているのです。

仮に卸問屋が関与したとしても、最低ロットは変わらない。従ってめったに使わない特殊な薬は、「ありません」というのが普通です。それが患者さんのためにならないとして、「1個からでも」となるのです。ここから調剤薬局の多店舗店舗化が始まります。余ると儲けなど論外になります。

そのため今は薬剤師の取り合いです。しかし2年後には、その薬剤師も大量に誕生してきます。4年制大学から、6年制大学へ変更になったものが、あと2年で解消されます。法科大学と同じように、薬剤師も存在だけではやっていけない時代になります。

「院内調剤薬局」と「院外調剤薬局」が共存したら、多くは院内調剤薬局へ向かうでしょう。それは駄目よと言うしきたりであったが為に、これまで院外調剤に頼っていたものですから。先の八ッ場ダムと一緒で、政権が変わるとこんなことが起こるのですかね。振り回される小資本家は、たまりません。


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| 社長日記 | 08:49 AM | comments (0) | trackback (0) |
全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)第5回理事会は神田
朝から穏やかな天候で、これなら間違いなく飛行機は飛ぶ。ドイツのLCCが、フランスの山岳地に落ちたというニュースを観ながら、出社します。用件を伝えて、空港へ急ぎます。小欄をご覧の友から、スケジュールが混んでいると言われます。我ながら、「落ち着きのないおっさん」だと感じながら、こなしています。

棺桶に入る時も、「ちょっと行ってくるわ。言いたいことは後でメールするから」と言うような感じか、惚けて自分の意思も伝えられない状態かも知れません。いずれにしても先の話ですが、結果は必ず来ます。慌てることなく、その時考えたらいい。

昼からの理事会出席です。6月末の全国総会の準備に入っています。昨日が、「全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)の理事会だったそうで、兼務している県代表者は、連泊が続きます。私の横が、愛媛県の小林さん、その横が徳島の木村正美会長です。前に高知の氏原さんがいます。

4県では、木村正美会長だけが兼務をされています。四国連携の会長も、木村正美様です。今期初めての会長就任で、彼は、東奔西走しています。聞くとPTAの会長職もあるとか。この時期は、賃貸仲介業務の繁忙期です。私のように、社長職を後継者に任せてもそれなりに多忙です。

理事会は、感心するほど簡潔に進みます。総会でもそう感じますが、やはりこのレベルとなると役者が揃っています。来年度予算ですが、今年6月総会後に、「賃貸管理」のシンポジュームが新しく入りました。理事会決定を今日したことになります。

相続案件増などから、不動産業=宅建業界の業務というか、分かりやすく言えば収入源と言えると思いますが、少なくても私が就業した30数年前は、確かに売買仲介業務がほぼ90%を占めていたと思います。老舗ほどこの傾向は、100%に近かったと思います。

「賃貸仲介」つまり借家の斡旋などは、「片手間」の知り合いの家主から頼まれて、「いやいや」とは言わないまでも、積極的に取り組む業務ではありませんでした。そしてその先の、「賃貸管理業務」などは、歴浅の、新米宅建業者がする仕事のように思われていました。

あれから30年、思わず綾野小路きみまろ調になりましたが、私の周辺では、賃貸管理業務を中心に据えている宅建業者が、順調に業績を伸ばしています。当然と言えばごく当然で、「賃貸管理業務」は今年の収入を来年も再来年も、そう減らすことなく読めるわけです。

つまり継続性があることから、先の人材教育や、投資のタイミングも読みやすくなります。一方売買仲介業務は、地価の下落が20数年続く昨今では、思わぬ大型案件がない限り、じり貧が続きます。そしてそのような棚ぼた案件は、そうはありません。

弊社のように100年存続する会社を目指すと理念に書けば、自ずと賃貸管理業務に主軸を置くこととなります。それを30年間、やってきました。全国的に見ると、弊社の規模は取るに足りないものですが、質はすぐにでも高めることが出来ます。

4月からの「宅地建物取引士」誕生も、良い機会です。業界の地位の向上、30数年前に誓ったこれがならないと、死んでも死にきれません。NHK朝の連続ドラマも、今週で終わります。「マッサン」の言うように、「男は信念を曲げてはいけん」のです。


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| 社長日記 | 12:41 PM | comments (0) | trackback (0) |
高商の今日この頃いい話と悪い話し
土曜日の44年ぶり46年卒同窓会は別として、その前後で嬉しい話しが2つ、悪い話しが1つありました。まず悪い話しですが、「15春の高校野球香川県大会」が、まさに21日の同窓会の当日でしたが、シード校の尽誠学院と対戦した高商は、7対5で残念ながら負けてしまいました。

今大会は抽選が悪い、とも言われていましたが、県内の強豪に苦戦しているようでは、まだまだ古豪復活とはほど遠いレベルです。5点を獲ったものの、守備の乱れもあって7点獲られました。惜敗と言うには、今一歩力不足が否めない試合でした。

私も応援に行っていなくて偉そうなことは言えませんが、この大会に期待をしていただけに、残念です。ところで話しは甲子園に飛びますが、センバツ4日目、香川県の代表英明の初戦突破に期待が膨らんだのですが、残念ながらこちらも初戦敗退でした。

次ぎに良いことですが、まず一つ目は、高商OBの安西愈前東京紫雲会支部長が、今年も故郷に凱旋されて、労働法に関する講演をされる前の忙しいところ、紫雲会役員との昼食会へお越し下さいました。高商出身の弁護士は、多くはありませんが、安西愈弁護士は、労働問題では国内屈指の活躍です。

もう一つの嬉しいことは、23日に先生の移動が発表されました。横山賢治校長は定年ですから退任は仕方ないにして、新任の校長先生が中筋政人小豆島高校長と決まりました。中筋政人校長先生は、昭和51年高商の卒業です。OBが校長に就任するのは、恐らくはじめてのことだと思います。





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| 社長日記 | 08:44 AM | comments (0) | trackback (0) |
国が空家問題に本腰を入れて対策推進法を施行
国は、2月26日、「空家等対策の推進に関する特別措置法」の一部を施行しました。同法は昨年11月に成立し、11月27日に交付されていました。また5月26日には、法律の残りの部分が施行され、国土交通省から、空き家活用を進めるためのガイドラインもあらたに公表される予定です。

法律制定の背景には、空き家が増えていることにあります。適切な管理が行われておらず、倒壊の危険があったり衛生上・防犯上・景観上周囲に悪影響を及ぼす空き家が全国的に増加しているのです。

まさに倒壊しそうで、持ち主も分からない空き家をどうするかを根本に据えようと、国が自治体の背中を押す形で法律を作りました。日本が抱える、新世紀の矛盾が大きな壁となっているのです。それは「個人情報保護法」の縛りです。私は呪縛だと思っています。

同じ役場の中で、固定資産税を取り扱う部署が所有者情報を持っています。ただ、個人情報なので、隣の机の担当者はそれを聞くことが叶わない。こんな矛盾が、個人情報が故にありました。役所外へは、それ以上に厳しく、本人以外は委任状を持参する者、弁護士などの士業の者に限られています。

もう一つの大きな課題は、除去を促すにあたっては6分の1の固定資産税免税措置をどうするか。全国の市町村会からは、除去後の固定資産税は6分の1から元に戻してほしい。もしくは、特定空き家と認定した時点で、土地の上に何があっても正規の課税に戻して欲しいという要請が全てだったそうです。

それを受けて最終的には、特定空き家に認定された時点で、建物が現存していても免税措置をなくし、更地評価にするという今回の法律を制定したのです。固定資産税は、役場の大きな収入です。税収の5~6割の金額を占めています。役場としては、この部分はどうしても死守したいところです。

5月のガイドラインに沿う形で、各自治体(役場)から条例が出されると思います。空き家は、直して使うか、壊して更地にするか、勿体ないという日本人の得意技、そのためには香川宅建協会が推奨するインスペクションと呼ばれる「建物目視検査」をして判断するのも、一つの選択肢だろうと思います。


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| 社長日記 | 09:29 AM | comments (0) | trackback (0) |
高松屋島LC認証50周年式典は高松国際ホテルで
1964年10月13日高松屋島ライオンズクラブは、高松栗林ライオンズクラブのスポンサーで結成されました。東京五輪が行われている真っ最中のことです。私は高松栗林LCに所属していて、屋島さんとは本当に親しくしていただいております。

当然のことですが50年前のことは、わがクラブでも知らない会員が多くいます。
やはり、歴史を感じる瞬間です。高松栗林ライオンズクラブを中心としてみると、親クラブは「高松玉藻」で、徳川高松藩の居城「玉藻城」にその名が由来しています。

「高松屋島」は壇ノ浦源平の戦いで有名な観光地「屋島」の名を取ったものです。そして「高松栗林」は、大名庭園「特別名所栗林公園」にちなんだ名前です。その次ぎに誕生した「高松紫雲ライオンズクラブ」は、栗林公園の後ろにそびえる「紫雲山」からその名前を頂いたと聞いています。

高松屋島LCの会長は、田渕保己(やすき)さん、大会実行委員長は阿河実三さんです。どのクラブも、最盛期の会員数を大きく減らしていますが、この高松屋島ライオンズクラブもその中にありながら、老いて益々闊達というか、シニアーが元気です。

今年1年間、いろいろな記念事業をしていますが、圧巻は「小学生音読大会」です。優秀者代表がその腕前を披露していましたが、「あっぱれ」と思わず叫びたくなる朗読でした。小学生の読書は良いですね、ほっといてもゲームはやります。今は、強制しないと本を読まない時代です。

記念演奏会も、フルートとピアノ。大竹哲也さんの一句もよし。北海道帯広近くの新得ライオンズクラブなど、姉妹提携クラブの激励スピーチも良かった。源平合戦の縁で、神戸須磨と下関西LCとも姉妹提携をしています。「新得そば」美味しかった。





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| 社長日記 | 09:58 AM | comments (0) | trackback (0) |
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