2015,03,21, Saturday
44年ぶりの同窓会でした。卒業してはじめて、卒業生が一堂に介して集まりました。会場は、高松市内ロイヤルパークホテル高松です。全員が一言ごと発言し、次第は大幅に延びました。3時間半に及ぶ長丁場でしたが、決して長くは感じませんでした。私だけでしょうか。
その前兆は、開会挨拶に既にありました。先生代表で、小野正義先生がマイクを持ち、進行スケジュールで5分のところで10分を超えて、真鍋健彦同窓会紫雲会会長の挨拶も10分を超えて、幹事団体表畠山敏明先生も、それを超える位の長さでした。 12時30分にはじまり、記念撮影から「思い出のアルバム」までの映像紹介までは実に上手く進みました。「思い出のアルバム」は、卒業アルバムをつないで動画にして、音楽を付けたもので、懐かしい44年前の自分達がそこにいます。歓声も聞こえます。 アシスタントとしては、しめしめと思ったところに、3人の挨拶ですから、この時点で予定の3時間は超えると思いました。問題は食べ物です。時間が延びると、飲み物は追加料金を払って補うことにしても、食べ物の追加は叶いません。女子が多いもので、デザートやフルーツもはずんだつもりでしたが、見事に何もありません。 安川孝子さんの乾杯挨拶も、感動的でした。暫くの歓談の後、クラス別の記念撮影と、代表者の挨拶が始まりました。代表者の挨拶で、20分で完了の予定が、60分はゆうに超えて、しかしそれぞれが44年間の自分史を語り、飽きない人生模様を聞きました。 次ぎに、今年の卒業式で使用した「3年間の卒業アトラクション」のDVDをお借りして、今の高商のありさまを紹介しました。校舎も新しくなっていて、学ランもブレザーネクタイに変わっています。91名のほとんどが、卒業以来高商へ来たことはないと思います。 時間が超過し、「高商紫雲会ホームページ」と「ビデオレター」の紹介は中止にしました。撮影に協力してくれた、「兜修さんと三野武さん」御免なさい。藤井朗さんからの手紙は、司会者植原さんからの朗読で紹介しました。病気のデパートと自らが表していました。藤井よ、ありがとうありがとう。 最後の締めは、校歌斉唱。私が既に頂いていた音源を、品川のホテルに置き忘れ、本日また小西先生が、ホテルまで届けてくださいました。これはホームページにも、貼り付けることにします。そして「童謡ふるさと」の大合唱、盛和塾の真似ですが、最高に盛り上がりました。 畠山先生の一言に端を発した、昭和46年卒「全員の同窓会」でしたが、私もそれなりに燃えました。首都圏や関西圏からも大勢が来てくれて、6人の幹事団の1人としては、大満足の同窓会でした。いくらかでも、紫雲会後輩の活躍の一助になるように、寄附が出来るといいなー。 紫雲会ホームページ |
2015,03,19, Thursday
昼までに帰らなくては困る今日ですが、予約のJAL1405に天候調査が入りました。大阪伊丹空港へ降りるか、羽田へ引き返すかという条件付きです。新幹線も考えたのですが、結果次の、JAL1406にしました。11:50分発ですから、到着が13時、またまたの遅刻です。
運の悪いことに、入会審査委員長は私です。本当に申し訳ありません。副委員長の吉田浩一さんや日下雅彦会長へ詫びの電話を入れます。もちろん事務局へは、昨日から「万一」の連絡をしているのですが、彼らはさほど大事件とは考えていないようですね。私はよくやりますから。今度あったら、確かめてみます。 さて昨日の発表会、17協議会北は北海道から南は沖縄まで、大変参考になる発表が多くて、さすが各協議会共に苦心惨憺している様子が手に取るように分かります。国土交通省とわれわれの間に入っている㈱価値総研の指導も、実に的確に機能したのだと関心をしています。 これからの指針の、参考にさせて頂きます。その後、四国連携相棒の住まい教育推進協会事務局長川上幸生らと、本間英明さんを介して食事をしました。その席に、シリコンバレーからの、夕部(ゆうべ)敦子さんが同席されています。夕部姓は、旦那さんの姓ですが、高知県中村あたりに多いそうです。 彼女はもちろんアメリカの不動産業者ですが、「全米アジア不動産協会(AREAA)」の事務局で、日本への窓口役だそうです。当然、盛和塾シリコンバレー塾の話しもしました。何人か、顔見知りがいるとのことでした。若井美紀さんが、シリコンバレー塾生です。 本間英明さんは、全米リアルター協会と日本をつなぎたいと奔走をしています。そこから、夕部さんへと繋がったのです。確かに日本の不動産中古流通は、グローバル化とは言いながら、アメリカ化しています。 彼女の話から、これからのヒントを貰いました。掻い摘まんで言うと、「静岡不動産流通活性化協議会」の市川宜克氏が唱える、「不動産取引所」の考え方です。日本では、売主から媒介依頼を請けると、一日でも早く売却するのが責務と考えています。またこれは、法の主旨でもあります。 従って、買いの意思表示があったら、その人を一番客として扱い、以下は二番三番客です。この二番客三番客を探すというのは、弊社独自の考え方です。この発想にも、異議を唱えられたこともありましたが、弊社は一番客の出現後も、二番客三番客を探求します。 それは一番客が何らかの理由で、買えないこともあるからです。例えば、銀行ローンがつかないなど、考えもしないことがこの世界には潜んでいます。A銀行が駄目ならB銀行と、われわれもあの手この手を考えていますが、それでも駄目な場合があります。 しかし彼女が言うのは、静岡協議会のような「オークション=せり上がりシステム」ではなくて、例えば売り出し後3日間とか時間を区切り、重ねて募集から申込みがあった人を一堂に介し(勿論集めることはしません)、その中から売主に選んでもらうのだそうです。 この時に有益なのが、「購入の動機」を綴った手紙らしいのです。これを専門に請け負う職業まであるそうで、必ずしも最高値の買主とはならないようです。遺言の付言のような、琴線に訴えかける方法です。心情を吐露して、この家がどうしても欲しいと訴えかけるのだそうです。 この場合でも、先の17協議会が取り組んでいるし、当然四国連携も四国連携パッケージ商品(①インスペクション②補修見積もり③シロアリ検査④シロアリアフター点検(1年後)⑤住宅履歴情報登録)として提供している一連の調査が、買い受け金額に好影響を及ぼすと考えられます。 つまり、「インスペクション済報告書有」、「5年1000万円「瑕疵保険」対象物件」、「住宅履歴情報有」がついてある物件ですが、買主に好感が持たれて売希望価格に対して、買い希望価格のかい離が少なくなるのではないでしょうか。 まさか買い希望価格が売希望価格を上回ることはないと思いますが、より一層、四国連携パッケージ商品(①インスペクション②補修見積もり③シロアリ検査④シロアリアフター点検(1年後)⑤住宅履歴情報登録)の有効性を、売主や社会へPRすることに繋がるのではないかとひらめきました。 これまで3年にわたって国土交通省から、中古住宅(空き家)の流通活性化のための方法を考えるように補助金も頂き、四国4県を股に掛けて鋭意努力をしましたが、ここへ来て新たな補助金がないけど、改めて「四国流」を編み出せるような気になりました。夕部さんの一言から、ひらめきました。 |
2015,03,18, Wednesday
早く就寝したもので、4時半頃目覚めました。連日の霧を心配しながら、外を眺めます。見えています。街頭が向こう3つ、見えています。JAL髙松支店の言うように、今日の霧はないようです。安心して、もう少し寝ます。
かみさんの、けたたましい声で飛び起きました。6時が過ぎています。「携帯メールが鳴っていた」というので、開けてみました。何と「天候調査中」という内容のメールです。確かに外は、深い霧が出ています。明らかに天候が変わっています。 慌てて支度をして、1便搭乗を目指します。どうにか、格安チケットですが、天候調査中を理由として無料交換して貰います。搭乗が始まっていました。どうにかJAL1402便に滑り込みます。ひとまず安心と、水を貰いました。実に美味い水でした。 ところが滑走路へ入る手前で、1402便は止まりました。機長から、滑走路の先端が見えないから、見えるまで待機するというアナウンスがありました。しかしそれからわずか10分ほどで、機窓から何も見えなくなりました。果たして1402便は、駐機場へ引き返しました。 この滑走路手前から引き返すという経験は、2度目です。ドアーが開いたというので、大勢が携帯連絡を始めました。私は、迷わず降りました。リムジンバスもありません。仕方なくタクシーでJR高松駅へ急ぎます。丁度通勤通学の時間帯と重なり、気分はイライラですが、運転手さんとの経済情報会話に気が紛れます。 元住友生命という運転手さんは、物知りです。彼の話は面白いですね。有難いことに、タクシーは高松駅に到着し、取り敢えず次のマリンライナー号から山陽新幹線を乗り継いで東京へ急ぎます。 標題のように、全国17の協議会メンバーが東京丸の内に集い、今年1年間の成果発表会です。私も追い立てられて、成果らしい成果も得られず、本当は行きたくないのですが、ある意味単年会計ですが、都合3年間の集大成でもあります。10分間ですが、拙い発表と感謝を述べようと新幹線で上京しました。 相棒の、住まい教育推進協会事務局長川上幸生さんはもう来ていました。松山空港も天候調査中だったはずです。氏曰く、「松山空港は風が強くて、すぐ晴れる」。何と私は、海辺の空港が霧が深いと信じていました。一概には言えないと思いますが、松山空港に限っては、高松空港より霧のダメージが少ないようです。 当然遅刻して会場入りですが、自分の持ち時間が後半だったことも手伝って、どうにか与えられた任務を果たすことが出来ました。問題は帰りです。この数日の高松空港周辺の天候から、「天候調査」が入れば、新幹線にします。今日も6:23分のメールでしたから、これがあれば迷わず品川からの新幹線にします。 明日は午後から、公益社団法人香川県宅地建物取引業協会の入会審査会・理事会が予定されています。新幹線なら、早めの判断が求められます。高松は日本一安全安心な町だと考えていますが、「渇水」と「霧」という災害がありました。 |
2015,03,17, Tuesday
一般社団法人香川宅建の高南支部、支部主催の研修会を淡路島の「うめ丸」で行いました。年度末になって、当初予想以上の入会があったもので、嬉しい誤算であります。追加研修となりました。テーマは、全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)のことです。
全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)は、私が香川宅建協会の代表として、中央へ出向いています。私が担当し始めて、数を減しています。何としても組織の優位性を分かって貰い、参加していろいろな成果物をお使い頂き、会員さんに今以上儲けて貰います。 中古住宅や空き家が増える中、国土交通省もいろいろな施策を打っています。相続などの動きから、小規模の、例えば一戸からの管理も宅建業者の仕事になってきています。 しかし驚きました。このところ続く霧のために、高速道路高松道が通行止めになり、バスも下道・一般道を走ります。従って予定時間は大幅にずれ込んだのですが、観光等の予定を入れておらず、比較的早い時間で帰って来ました。鳴門大橋から眺める鳴門の渦は、全く見えませんでした。 私も明日のフライトのことが気になって、高松商運へ聞いたり、JAL髙松支店まで問合せをしました。それというのも、ここ3日ほど濃霧注意報が出て、瀬戸内海では停船勧告も出る始末。春の霧は、暫くの間続くことが多いのです。新聞を見ると、昨日は高松からの1便だけが羽田へ飛んでいます。 私の予約便は、朝の2便です。東京からの折り返し便ですから、着陸できないと間違いなく欠航です。JAL髙松支店では、専門の予報士に確認して、明日は大丈夫というのでまずは一安心して、「うめ丸」の温泉を堪能しました。 当然料理が良いという証言を信じて、ここを決めました。会計の久保さんもREG(Real Estate Group)香川県不動産同友会の研修でここへ昨年末来たというので、女性陣を先頭に、期待を胸にやってきました。敷地内には、「うめ」が咲き誇っています。 流石、うめを売り物にしているだけのことは、ありますね。そしてあまり知られていませんが、淡路温泉もNACLナトリュウム泉で、ヌルヌル感がたまりません。頭も胃袋も一杯になり、大変盛り上がった研修会になりました。 |