■カレンダー■
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      
<<前月 2013年09月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2370295
今日: 1158
昨日: 1641

歌舞音曲劇げんないを観劇
先の高松栗林LCの例会に、(公社)香川県観光協会松岡勝哉専務理事がお越しになり、この「げんない」を是非観るようにと、案内チラシと申込書を置いて帰ったのでした。わざわざお見えになって、チケットを買わないのも申し訳ないと、2枚申し込みました。

歌舞音曲劇はミュージカルと読むようですが、久しぶりにプロの演劇を観たように思いました。途中10分間の休憩を挟み、2時間余のステージでしたが、流石プロ、飽きさせない演出と演技がされています。演じ手は、愛媛県東温市に常設小屋を構える、「坊ちゃん劇場」です。

話の内容は幕府老中田沼意次の時代ですから、江戸時代中期(1750年前後)の江戸での「平賀源内」を中心とする芝居小屋での出来事です。現実に縛られ夢など許されなかった時代に源内は、「夢は、追うことに意味がある」と言い放ち、人が空を飛ぶとか100年先200年先のことを言って煙に巻く。一見ホラのようにも聞こえるが、もう既にこの頃にはエレキテルも完成している。

もともと讃岐国志度村の足軽の長男として生まれ、本来なら家業の「お蔵番」として生涯を終える身なれど、藩主の計らいで長﨑や江戸で勉強が許され、幕府老中とまで旧知の仲となる奇想天外の人です。

およそ香川県人気質に似合わない剛毅な人ですが、改めて愛媛県の演劇集団「坊ちゃん劇場」で取り上げられると、坂本龍馬的な歴史に名を残した人のような気がします。プチ自慢です。

『解体新書』を翻訳した杉田玄白をはじめ、当時の蘭学者の間に源内の盛名は広く知られていた。玄白の回想録である『蘭学事始』は、源内との対話に一章を割いている。源内は獄中死をしたとも伝えられている(別に諸説紛々)が,源内の墓碑を記したのも玄白と言われています。

「嗟非常人、好非常事、行是非常、何死非常」(ああ非常の人、非常のことを好み、行いこれ非常、何ぞ非常に死するや〔貴方は常識とは違う人で、常識とは違うものを好み、常識とは違うことをする、しかし、死ぬときぐらいは畳の上で普通に死んで欲しかった。〕)とあり、源内の才能に玄白が驚嘆しその死を惜しんだことが伺われる。

「夏バテ防止のために土用の丑の日にウナギを食べる」風習は、夏場の売り上げ不振に悩んだ鰻屋に請われて、平賀源内が考案した「本日土用丑の日」という広告キャッチコピーが元との説がある。また、明和6年(1769年)にはCMソングとされる、歯磨き粉『漱石膏』の作詞作曲を手がけ、安永4年(1775年)には音羽屋多吉の清水餅の広告コピーを手がけてそれぞれ報酬を受けており、これらをもって日本におけるコピーライターのはしりとも評される。
(ウィキペディアフリー百科事典より引用)

平賀源内の功績云々の話ではなくて、彼の考え方生き方が芝居のテーマのように感じます。幕府老中田沼意次の賄賂政治の今であるから、本来言えないことも今なら言える。田沼の「沼」は泥沼で、底が見えないから現実も変えられるという風刺も込められていると思いました。

もともと演劇というものは、古今東西、為政者を風刺したものだと思います。忠臣蔵にしても、言えないことを劇中の登場人物に語らせる。平賀源内的人間は、今のこの時代にこそ必要な人物ではないでしょうか。劇団員の体力精力声力に感動しました。



| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2436 |
| 社長日記 | 11:09 AM | comments (0) | trackback (0) |
公認不動産コンサルティングマスター相続対策専門士第2回勉強会
「家族(民事)信託の利用法」と題した、公益財団法人不働産流通近代化センター主催の勉強会でした。会場は、大阪地下鉄谷町線天満橋駅下車徒歩3分の、「全日大阪会館」大変立派なビルの4階でした。大阪は、全日の会員さんも多いと感じました。

話の内容は、「21世紀【変革した社会】における不動産相続戦略」の一つとしての「家族信託」の活用についての内容でした。講師は、ダンコンサルティング㈱取締役・石垣雄一郎税理士です。社長の塩見哲氏も、講師としては超有名人です。

氏は冒頭に、高齢者人口は今後、いわゆる「団塊の世代」(昭和22(1947)~24(1949)年に生まれた人)が65歳以上となる平成27(2015)年には3,395万人となり、「団塊の世代」が75歳以上となる37(2025)年には3,657万人に達すると見込まれている。その後も高齢者人口は増加を続け、54(2042)年に3,878万人でピークを迎え、その後は減少に転じると推計されている。

総人口が減少するなかで、高齢者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、平成25(2013)年には高齢化率が25.1%で4人に1人となり、47(2035)年に33.4%で3人に1人となる。さらにその内の30%が、認知症あるいはその予備軍と言われていると脅します。

ところで、日本の「信託法」は1922年に制定され、2006年に改訂がなされています。起源は14世紀の英国と聞きました。欧米では信託は、日常生活に身近なもののようです。ただし日本では、信託銀行など信託のプロが信託制度を活用するものと考えられてきたため、一般には馴染みが薄いのが現状です。

私が宅建免許を得て暫くした頃、そうですね今から30年弱前に、不動産信託登記をガソリンスタンドで見たのが、私が信託を知った最初でした。その時にとても疑問に思ったのは、信託登記をすると、所有権が受託者に移転することでした。しかしそれから暫くして、所有権移転こそが信託の神髄だと知ったのです。

また信託法の改正の背景には、高齢化社会への対応を法的側面から支援していこうという考え方が見え隠れしています。そのため最近は、家族信託の相続対策としての活用の可能性も注目され、現実に一部で信託活用の実践が始まっています。

高齢化が進むと、認知症気味の被相続人(死亡者)も増えます。成年後見制度もあって、医師の診断書を持って家庭裁判所へ行けば、3ヶ月程度で被後見人の認定がなされます。しかしこれを受けたとしても、後見人が勝手に処分(売却)は出来ません。被後見人の施設入居費にあてるとしても、逐一裁判所の判断を仰ぐことになりますし、入居費目当てでも、売却は難しいと言われています。

これに対して信託であれば、受託者が処分するのも自由です。なぜなら所有権が自分にあるからです。ただし、売った売買代金は委託者から指定された受益者の元へ渡ります。複雑になりますが、委託者=受益者もよくあるケースです。従って課税は、「受益者課税の原則」で信託は課税されます。

ここでいう家族信託(民事信託)とは、信託会社や信託銀行を使わない、家族間など親しい人間関係の中で行われる信託のことです(信託法上、家族信託や民事信託という用語はありません)。
信託法に言う信託とは、①信託契約②遺言信託③自己信託の三つです。また1物3者と言って、登場人物(法人も可)は、「委託者」「受託者」「受益者」の3者で、信託される財産を「信託財産」と呼びます。もちろん信託財産は、不動産には限りません。しかし公認不動産コンサルティングマスターが取り扱う相続は、不動産がらみがほとんどです。

このうち「受託者」が信託銀行などのプロの場合には、「商事信託」と呼ばれています。ちなみに家族信託の使い方としては、①まだ子供がいない子供(既婚)への賃貸不動産の生前贈与②両方または一方に子供がいる人同士の再婚③同族会社(不動産会社を含む)の事業承継における株式信託④高齢者(又は障害者)の所有する不動産活用(処分を含む)⑤成年後見制度ではカバーできないケース等。

「教育資金贈与信託」を例にとってみると、祖父母(委託者)が孫への教育費1500万円(信託財産)を孫ではなく信託銀行(受託者)へ信託します。孫が受益者になります。祖父母は信託銀行へ信託した時点で、財産が1500万円減ります。不動産と同じように、所有権が信託銀行に移転するのです。

しかし当然と言えば当然ですが、信託銀行は固有財産と信託財産を分別管理しなくてはなりません。倒産隔離と呼ばれている分別です。これを真似たものに、不動産管理会社の賃料仮受金があります。オーナー様から預かっている入居者からの家賃等は、別口座で分別管理しています。

もう一例。夫Aさんが賃貸アパート(甲物件=信託財産)を所有しています。Aさんには、前妻との子Cと後妻Dがいます。Aは、自分を委託者と第一次受益者とします。Cが受託者です。受益者連続型信託の特例(信託法第九条の三)で、第二受益者を後妻Dと指定します。そしてCを、第三次受益者とします。信託期間の30年を経過すれば、第三受益者へ行かずに第二受益者止まりもあり得ます。

要するに次はお前に儲けが行くのだから、その間はしっかり最高収益が上がるように精を出せよという意味が込められています。これまでの相続税精算課税制度など、65歳以上の高齢者の懐は、政府も狙って世に出回るようにあの手この手の工夫がなされています。

信託法の改正も、そんなよくなることの一助になれと神様が人の手を通じて、我々に託した次の手ではないでしょうか。勉強で終わらないのが、自分たちに課せられた責務かもしれません。





| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2435 |
| 社長日記 | 08:18 AM | comments (0) | trackback (0) |
「空き家解消」で検討会  ~定期借家利用も視野~
国土交通省は9月2日、「個人住宅の賃貸流通の促進に関する検討会」の第1回検討会を開いた。これは、全国の空き家の総数が約760万戸のうち、個人住宅が約270万戸と増加の一途をたどっていることを問題視したもの。

適切な管理が行われていない住宅が防犯、防災、景観など環境面で大きな問題を生じていることなどから、個人住宅を適切に管理し、賃貸流通を促進するためのルールをまとめることを目的にしている。 

以上は住宅新報社からの、ネット速報記事です。昨夜(17日)22時からテレビ東京ネットワークで、中古住宅のリノベーションをテーマにした「ガイヤの夜明け・いま中古住宅が大変身」という番組が組まれていました。「リフォーム」は原状回復、「リノベーション」は、用途から間取りの変更だから楽しいと、提供する側もされる側も異口同音に語っていたのが印象的でした。

築後50年近くのマンションのリノベーションや、一戸建て住宅のリノベーションが何例か紹介されていて、そこに共通する価値はリーズナブルというか、確実に良いものが安く手に入るリノベーションです。新築と違って勿論マンションでも一戸建てでも「一品もの」です。同じものは存在しません。

奥様の価値は、ヨーロッパーで見た左官工の塗り壁です。旦那様の拘りは、アール(曲線)のついた壁です。通常の建物の壁というのは直角で、アール状のものは、飾り窓程度しかありません。これを曲がるベニア板を駆使してアール壁の土台を作り、クロス仕上げでおさえてあります。

リフォームでもリノベーションでも、そこにかけられる費用は限られた750万円とか、限定的です。それだけその数字には意味があります。つまりその上限を超えられないという、強い意志を感じます。そのためには常識の壁も、取り払います。リノベーションながら、新築部材が安いと見れば、それを使ってコストを下げます。

顧客の年齢層は、40歳までのように感じました。テレビ番組でマンションを取り上げる場合は往々にして「億ション」タイプのものが多かったと思いますが、都内でも庶民は、3000~4000万円の総額、つまり中古物件を2200~3200万円で購入し、残金でリノベーションを予定しています。これが都内での話し。

一方地方都市の状況は、どうでしょうか。中古住宅の、リフォーム・リノベーション嗜好の傾向は全く同じです。ただ金額が更に安くなります。土地付き一戸建て住宅でも800万円、中古マンションでは更に100万円程度は安くなります。プラスリフォーム・リノベーションは、同程度500万~800万円はかけています。

四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)も、平成25年度国土交通省「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」をする全国14の協議会の1つとして、国土交通省の意向に沿った中古住宅の流通(賃貸・売買)業務に腐心しています。

今年は、インスペクション(目視による非破壊検査)を3万円+消費税でやる提携を結び、8月から四国4県で取り組んでいますが、なかなか検査数が延びず、クレームばかりで青息吐息です。こんなのは短期キャンペーンですから、来年とか再来年とか終わった頃にワイワイ依頼が来るのでしょうね。

ホームページに、検査結果等を掲載していましたが、諸般の事情で本日「工事中」にしました。悪しからずご了承下さい。

国土交通省資料はここをクリックして下さい。四国連携も協力しています。

| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2434 |
| 社長日記 | 10:03 AM | comments (0) | trackback (0) |
宮城県石巻の私立幼稚園に1億7700万円の損害賠償命令
2011・3・11の東日本大震災の津波にのみ込まれ、送迎バスに乗っていた園児5人のうち、4人の遺族が幼稚園を訴えていた裁判で、仙台地裁は幼稚園の過失を認めて1億7700万円の損害賠償命令判決を出しました。地震後の津波の襲来が、予想できたにもかかわらず、幼稚園は送迎バスを出したというのが過失とされたのです。

この東日本大震災後、日本国内ではこれまでになかった災害が続いています。昨日一昨日は、京都や小浜など、これまで水害で避難を余儀なくされることなどなかった地域での災害が起こっています。水害が広範囲に亘っていますが、「竜巻」など、ピンポイントですがこれまでなかったことが次々起こっています。

特にこのたびの大雨は、台風18号の影響ではありますが、日本海側のいずれもこれまで台風禍の心配が少なかった地域での水害です。特に京都や小浜市での「特別警報」は、初めてのことでそれも夜中の2時とか3時とかの発令です。これでは避難せよと言われても、どうすれば良いのかただただおろおろするばかりです。

大雨による川の氾濫などは、ある意味ピークを過ぎれば水の水位は徐々に下がっていきます。われわれの周辺で言われている「ため池」の決壊も、池の水がなくなればそれで災害は収まります。ただ多くの爪痕は、確実に残ります。片付けも大変だと思います。休業も余儀なくされます。イベント計画も、ことごとく中止でしょうね。

これに比べて津波は、「予見が出来た」としても、その大きさの程度は分かりません。私立の幼稚園の送迎バスの運転については、石巻の日和幼稚園はいざ知らず、香川県下の高松市周辺の幼稚園では、外部の運転免許所持者に運転を頼んでいるのが多いと思います。

石巻市市立日和幼稚園が、どういう体勢で送迎をしていたのか知らずに言っていますが、園の判断は「甘かった」とは思いますが、「損害賠償」をかす判断は、企業責任として「厳しすぎる」と思います。幼稚園側も控訴するだろうと思いますが、どういう結果になっても「悲しい現実」はそうそう消えやしない。

幼稚園や保育所など、「ことある場合には親元に子供を無事返す」ことが命題だと思います。昔のことですがわが子の体調不良でも、「引き取り」をお願いしますとよく電話がかかり、非情に言われたものです。夫婦してこれを「返品」と呼んでいましたが、これが幼稚園保育所の方針だと思います。

私も石巻日和幼稚園の立地を、知っています。そのまま待機していれば、「まず死ぬことはなかった」と親御さんが言うとおり、海から近いのですが里山の高台になっています。私の友も、この山のお陰で自宅が残ったのですが、今冷静に分析する余裕は、あの津波警報の時には失われていたと思います。

食品会社には、食中毒や異物混入で生命にかかわるリスクを負っています。運輸会社も大勢の命を運んでいます。こちらも大きなリスクがあります。日本はどうにかなってしまったようですが、現況を直視し、ため息をつく前にどうするか、自分で災害から身を守る術を考えておくことですね。

自分の考えが外れたら、それは誰のせいでもありません。誰恨むことなく、諦めるしかないのでしょうね。そこまで真剣に、日常生活での「生存」を意識する「有意注意」の時代の到来です。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2433 |
| 社長日記 | 10:29 AM | comments (0) | trackback (0) |
特別洪水警報をもたらした台風18号大荒れのなかでのライオンズフォーラム
「ライオンズフォーラムin高松」が開催されていた平成25年9月15日、香川県内でもさぬき市で洪水警報・避難準備情報が発令されていました。四国各地から、また東京などから主催者発表で1500名のライオンズが、サンポート高松へ集まって来ています。

昼からの部では、第3回目になる「女性フォーラム」をはじめ、「クラブ支部フォーラム」と「LCIF(ライオンズクラブ国際財団) セミナーの3つが分科会として組まれています。その前には、「元トップレディの体験談」・橋本久美子元総理夫人の記念講演会がありました。

336-A地区ガバナー松前龍宗氏の3年越しの執念が実ったフォーラムと言えると思いますが、実行委員長・山地章靖336複合地区元ガバナー協議会議長(坂出白峰ライオンズクラブ所属)の尽力も、フォーラムを成功裏に導いた原動力です。

交流会でのガバナー挨拶で、「警報が発令されています・・・」のお言葉は、深い意味が込められているのでしょうが、「・・・早めにお開きにしてお帰り下さい」というのが、歓迎の挨拶としての常套句ではないかと感じました。正直私には違和感がありました。

確かに四国初めて開催のフォーラムで、それも7月にキャビネットが正式にスタートしてから僅か2ヶ月後の昨日開催ですから、奥山功運営委員長もご苦労様でした。私も14日(土)から、サンポートホール1階奥で不働産フェアーの幼稚園児絵画展をやっていた関係で、前日準備をしているライオンズチームの作業場付近を何度か横断しました。

資料の袋詰めや、名札の整理などそれぞれが、自らの役割を果たしています。門外漢が入り込める余地など、微塵もありませんでした。今日その資料を読み返してみて、2013高松フォーラムは、大きな足跡を残したのではないかと思います。

今から3年目に、日本人ライオンズクラブ国際会長・山田實紘が誕生します。その山田實紘国際第2副会長が、「家族会員制度」を用いて現在の日本国内10万人のライオンから一気に20万人へ倍増する計画を発表し、その計画についての方法を討議するフォーラムでもありました。

要するに高額すぎる入会金や毎月のクラブ運営会費を削減して、極端に言えば国際会費と地区会費さえ払えばメンバーとしてカウントするというシステムです。乱暴と言えば乱暴すぎますが、インドなどのメンバー増に、国内メンバーが激減している現状を、山田實紘国際第2副会長は危惧しているのだと思います。

この易きに流れそうな現象は、私など無理して30年間在籍している者からすると、正直複雑な心境です。クラブメンバー数、日本全体では減っています。それでも東北地方に限っては、逆に増えています。震災が原因とは一概には言えないと思います。

金銭的負担から計って会員増を計画する今年からの国際協会方針のようですが、地区ガバナー松前龍宗氏も、「リジョンチェーパーソン」という組織内役職を今年廃止し、新しい組織作りを模索されています。こちらも経費削減に腐心されています。

(四国地区)ガバナー松前龍宗氏も、ふたことめには、「前回の(10年前)高松キャビネットから会員が減っている」と口にされますが、そんな比較は意味がないと思います。自分が時のキャビネット幹事をされていて、経験上のメルクマールであるにしろ、公式の場で「だからシュリンクせざるを得ない」と正当化する根拠ではないと思います。

小欄は批判悪口を書かない方針ですから、このくらいで辞めておきますが、「悪貨は良貨を駆逐する」という格言もあります。何年か前の私の会長方針は、「胸に掲げたL字の誇り」でした。クラブ内に、勿論これまでの名誉会員とか不在会員、優待会員はありにしても、明らかに費用負担で差をつけるA級会員B級会員はたまたC級会員がいて、心が1つになるものですかね。

いろいろな意味で、ライオンズフォーラムin高松2013は、課題の多い、気づきを投げかけた特筆すべき1日であったと思います。これも本音ですが、地区年次大会だけでは、これほど深い学びは出来ません。それは日程の都合でもあります。かといって、東洋東南アジアフォーラム(今年はシンガポール)へも、そうそうは行けませんよ。関係各位に感謝を申し上げ、お礼とさせて頂きます。



| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2432 |
| 社長日記 | 09:02 AM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑